小学生のとき持っていた水筒は・・・
赤い象印の魔法瓶でした.

黒いヒモがついていて。
斜めがけにできる縦長いやつ。

くるくると、蓋をあけて・・・それが、コップになるヤツ。

周囲のお友達は、みんなキャンディキャンディの水筒とか。
花の子ルンルンの水筒とか。
そんなのを持っている中・・・私は、真っ赤な魔法瓶。
右サイドに、でっかく縦書きで、私の名前がマジック書きされていましたわ。

小学生にやや大きくて・・・やや重い。
・・・んだけれど。

遠足が終わる夕方まで、冷たい麦茶は冷たくて。
暖かい日本茶は、あったかかったもんでした。

あの水筒を思い出すにつけ、
秋の遠足で行った山の澄んだ空気に溶け込んだキンモクセイの香りと
お弁当箱を開けたときの、海苔を巻いたおにぎりのニオイが
鼻先をふっとかすめるような錯覚に陥ります。

水筒ってなんだか妙に、ノスタルジーを誘うアイテムですわね。
魔法瓶って言葉もね。

魔法瓶・・・・・だって。
ちょいとこすれば、魔人でも飛び出しそうなネーミングであります。
でもね、空っぽのとき明るいところで中を覗き込むと
ホントに魔法みたいにキラキラして綺麗でしたよね。

さて。
Jasmine.の店舗は・・・一見、近代的な建物に見えて
夏はものすごく暑くて、冬は凍えるほど寒いという
なかなか原始的な状況下におかれるビルに存在しております。

エアコンが効かないのは、建築的構造に問題がありそうですわ～。

そんな中。
夏は、ミネラルウォーター・・・冬はあったかい飲み物が欲しくなりますの。

冬はね・・・特に、寒いので暖かいものを飲むのは有効。
近隣にカフェがあるので、行って飲めばいいのですけれどね。

そうもいかない状況も多いので・・・
近年、某有名カフェチェーンにてタンブラーを購入。
そして、通勤前にコーヒーを買って店に持ち込んだりしていたんですけれど。

これが案外・・・すぐ冷える。

なので・・・ドイツ製の「冷えにくい」タンブラーを購入してみたんですが。
これも割とすぐ冷える。

そこで浮かんだのが、あの赤い水筒。
「そうか・・・水筒にすりゃいいんじゃ」

・・・というわけで、雑貨店に水筒を見に行きましたらば。

水筒コーナー大盛況！！！

エコブーム（あえてブームと申します。エコって言葉を安易に使うのはすかん）に乗ってか
とにかくいろんな水筒が。

しかもどれもスタイリッシュ！

私の記憶の中のあの赤い水筒のようなものは、ございませんわ。

なんかわからんけど。
宇宙に飛んでいきそうなシャープな形と、メタリック具合なのであります。

やや興奮してしまいましたわよぅ。
大きさも形状もさまざま。

で。
もちろん、象印を選ぼうと探していたんですが。
欲しかったサイズの欲しかった色が完売しておりまして。

ではでは・・・ということで。
ピーコックの水筒をゲット。
（余談ですがピーコック魔法瓶工業のサイトのTOPページのピーコックが素敵です。
　http://www.the-peacock.co.jp/index.html 　）

これ


スタバのトールサイズがはいる大きさ。
（３５０ｍｌくらいか？）

軽くはないけど、バッグの中で邪魔にならないスリムさ。

蓋をあけると、蓋はコップにならずに・・・
飲み口がついているタンブラータイプであります。

これが・・・夕方まで熱いくらい保温してくれる！

すごいなあ。
きっと魔法瓶ではないだろうけど。

ビバ、水筒。

コーヒー入れたり・・・
プーアル茶入れたり・・・で大活躍中。



この冬はお世話になります～～～。