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Jan 8, 2011
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カテゴリ:お馬鹿な日々
青春時代に誰でも一度はハマるもの。

はい。
そうです。
そこのアナタ。
その通り。

中原中也でございますわ。

正月に実家の本棚で、中原中也の詩集を掘り返し・・・
改めて見てみたんでございます。

学生時代に好きだった詩は、
青春のテイバン「汚れちまった悲しみに・・・・・」でわなくて。

【湖上】というやつ。

「在りし日の歌」に載ってるやつ。

 【湖上】

 ポッカリ月が出ましたら、
 舟を浮べて出掛けませう。
 波はヒタヒタ打つでせう、
 風も少しはあるでせう。
 
 沖に出たらば暗いでせう、
 櫂から滴垂(したた)る水の音は
 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、

 ______あなたの言葉の杜切れ間を。
 
 
 月は聴き耳立てるでせう、
 すこしは降りても来るでせう、
 われら接唇する時に
 月は頭上にあるでせう。
 
 あなたはなほも、語るでせう、
 よしないことや拗言(すねごと)や、
 洩らさず私は聴くでせう、
 _____けれど漕ぐ手はやめないで。
  
 
 ポッカリ月が出ましたら、
 舟を浮べて出掛けませう、
 波はヒタヒタ打つでせう、
 風も少しはあるでせう。


学生時代。
中也だの朔太郎だの・・・

「こんなもの・・・軟弱な!」と思いつつ
抗いがたい魅力にとりつかれてしまうもんですな。

今はもっと自然に、
うっとりとその世界感に身を置ける気がします。
いや、青臭くて気恥ずかしいかもね。

今はもっと地に足のついたモノを好みます。





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最終更新日  Jan 8, 2011 02:33:48 PM
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