看護技術学会の趣旨が
日本看護技術学会設立の趣旨を読んでいると、MAPの趣旨と会い通じるものがあり、うれしくなった。 看護技術は、経験と度胸とカンであると言われているが、それを理論家しようという学会が出てきたことを歓迎する。しかしこれは非常に困難な道のりである。本来人間はその人らしく生きたいと願うものであり、それを少しでも可能にしようと個々の看護師は「経験と度胸とカン」で、やっている。その方法は、看護師という一人の人間と患者という一人の人間の 場 という中で成り立つものであり、再現性に乏しいものである。 昔、鷹井氏はその著書のなかで、それを模索している趣旨のことを書かれていた。見えないだれも通ったことのない道へ。