セーフティーネットの意味
中国の医療事情が今夜NHKで特集されていた。地方の村に住む方の子どもさんの眼が悪いので、大都市北京の病院で診察を受ける。検査だけでも一回17,000円。幸い半年ごとの検査で経過を見ればいいと医師は言う。既に借金だけしか残らない現実は。 私は、中国って4,000年の歴史がありそれなりに人々の「生きる知恵」は確たるものがあると妄信していた。 子どもの医療費で生涯働いても返せない借金を背負う親。それが親なのだろうか?目が見えなくなる子どもはある種かわいそうな存在かもしれないが、それが悲劇だろうか? 医療などを含むいわゆる社会保障に関しては「市場原理」を導入してはいけない。のだが既に株式会社・・・病院は設立されている。そこでの院長の訓示「君たちの働きに期待している、目標をクリアしてくれると私は信じている」そこには生命を預かるという趣旨の発言はなかった。