私という存在
私という存在は、いまここにある。自分のことなのである程度はわかっている。悩み、喜び、苦労、過去のこと、こうなってほしいという希望、配偶者のこと、子どものこと、親のこと。 そういう人たちに囲まれて今を生きている。そういう存在を理解している。 では三代前のおじいさん、おばあさんのことはどうだろうか。私のそれはもうすでに何十年も前に亡くなっており、私が中学生ぐらいまでは、親がそのことをいろいろ話してくれていたのは覚えてはいるが今は既に忘れている。でも三代前の人たちも同じように生きた。特に彼らの時代は日本という国の存在が危ぶまれた苦しい悲しい時代だった。 これから先三代先の人たちから私を思ったときどう思うだろう。もうすでに忘れ去られてしまうのだろう。これだけ悩んで苦しんで、転職して、トラウマに苦しんでうつ病にさいなまれていたとは、思わないだろう。 例えば、夏目漱石、森鴎外、などという人はその人自信を研究する人たちがたくさんいる。私のような存在は名もなき草、雑草、なのだ。 【中古】アイドル(AKB48・SKE48)/AKB48オフィシャルトレーディングカードvol.1 sr-051 : 仲谷明香/レギュラーカード/AKB48オフィシャルトレーディングカードvol.1【画】