認知症男性JR事故
認知症男性JR事故愛知県大府(おおぶ)市で列車にはねられ死亡した認知症男性(当時91歳)の遺族がJR東海に損害賠償を求められた訴訟の最高裁判決が3月1日に言い渡されるのを前に、男性の長男(65)が思いを語った。1、2審判決は遺族の監督責任を認め、同様に認知症の身内を介護する全国の家族らに大きな衝撃を与えた。認知症男性の要介護度は5段階中2番目に重い「4」わざと起こした事故ではないと伝えた。しかし、JRは「他者に損害を及ぼさないよう家族は監視する義務があった」などとして、電車の遅れなどに伴う賠償金約720万円を請求してきた。1審は全額賠償を命じる全面敗訴。判決は「(家族が)目を離せば他人の生命、身体、財産に危害を及ぼす事故を引き起こす危険性を予見できた」と断じた。要介護4というのであれば、自分で正しい判断ができる状態ではないでしょう。そうすると、1審の判断が正しいです。正しいけれど辛い判断を下さなければなりません。24時間365日目を離すな!もし過疎の村ならば線路が無く車もほとんど通らないところならいいでしょうか?認知症の人がゆっくりと歩いてどこへ行くともわからない状況で歩いています。やがて溝に落ちて溺れてしまう。または崖から転落する。・・・この場合なら他者への損害は発生しません。でも本人の命を守ることはできなかったという結果は同じです。結局、介護者は目を離してはいけないのです。そうならないような介護体制をとりましょう。3月1日に最高裁が判断します。人魚の眠る家