子どもを産まない選択
先日nhk放送、「子どもを産まない選択 韓国」を見た。韓国の出産年齢の多数ではないようですが、子どもを産まない選択をしていると報道された。その理由として「いまの生活を維持するだけで精いっぱいだ」「子どもが成長していくとやがてあのいびつな受験競争に陥ってしまうのはかわいそうだ」韓国の高齢者にこのことをインタビューしていくと、「子どもを産んで子孫を残すのは当たり前だ、自分たちはそうしてきた。」「生活が苦しくはなるが成長したら苦しいことも楽しいと思える」 この番組を見て思うのは「おしん」の世界だ。かつて日本では子どもを売る、ことは行われてきた。食べてはいけないのだから、子どもにとっても親にとっても生きていくために行われた選択だ。 現代の韓国の若者は産む前にそれを考えている。かつての日本人は産んでからいや産む前から分かっているにも関わらずそのことから目を背けていた。目を背けずに事後の事をしっかりと考えることができている現代の韓国の特に女性にエールを送る。 こういう時代を作ってきたのは今の高齢者である。 あと30年もすれば子どもを産まないと選択した彼女たちの作った社会がおとずれる。