ノルウェー グループトーク
大きな事件が起きると日本では厳罰化を求める。しかしノルウェーでは・・・ 2011年ノルウェーでブレイビクは政府庁舎前で爆弾を爆発させ8人が死亡、更に別の場所で人々を襲って69人を殺害した。ブレイビクは「欧州をイスラムから救うため」と無罪を主張した。結果最高刑の禁固21年となった。(ノルウェーでは終身刑、死刑はない) 被害者で右腕を失った女性27歳は「憎しみはありました。 厳罰という過激な処分で応えるとノルウェー社会は彼の思うままになってしまう。」 「そこで私には2つの選択肢があった。家に引きこもって泣いて過ごすか、 強くなって人生を生きていくか」 彼女は失った腕が見える服装で法廷に立ち、「勝ったのはあなたではない」と。 ノルウェーでは、厳罰よりも更生を重視している。刑務所内で「グループトーク」を行い 人の話に耳を傾け対話することで自分の言葉を獲得し人とのかかわり方を学んでいく