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テーマ:22世紀の医療(12)
カテゴリ:22世紀の医療
いっきに読んでしまった、「神様がくれたHIV」北山翔子著紀伊国屋書店発行2000年5月
著者は、地方公務員(保健師)1996年医療関係のボランティアでアフリカ タンザニアで保健師として働き、そこで出会った”彼”と交際。後にエイズと診断され、3ヶ月早く帰国。書き出しには「あなたのまわりにHIV感染者はいますか?」と始まる。'96年頃は国、企業、そして阿部医師を被告として裁判が行われていた時代。最も国民が関心を寄せていた時代。 私のような地方の病院勤務者でも「ひどいことをしたな」と関心が高かった。 著者は、悩み・苦しみ・もがいて、そしてひと筋の光を見つけることができたその軌跡を淡々とした明るい文章で綴っています。 日頃看護師として患者に何ができるのか、出来ているのか自問自答を執拗にしている私にとって、「看護師だから、看護師として」と肩の力をいれても何にも解決にならないことを教えていただいた。実際の業務で医師の指示通り、点滴・注射・血圧測定・などなどしているだけで、看護師は何をしているのか?自らの職務はナンダと考え込んでいるバカな私。著者を取り巻く医療従事者は著者と普通に話をし、著者の考えを反復し考えをまとめているだけで患者(著者)は自ら答えを 進むべき道 を歩んでいる。看護ってそういうものなんだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 3, 2006 06:44:31 PM
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