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テーマ:仕事しごとシゴト(23741)
カテゴリ:22世紀の医療
ナースと患者、この相性って結構仕事に影響しませんか?私はAさん、Bさん、との相性がなぜか合うので、少々無理をしてもフォローできる。しかしCさん、Dさんは全く無理が効かないどころか、必要最低限の会話さえも成り立たないことがある。別のナースはAさん、Bさんとは全く噛み合わず、いつもトラブルを起こす。
病棟内のナースと患者の”相性”をみているとそのナースの行動に特徴がでている。ラウンドは仕方なく行くが、必要最低限の会話だけ。「便は、おしっこは何回。うん、うん、変わりないね」で済ませている。コールが鳴っても、率先しては行かない。そこを相性が合うナースが率先していく。このナースは又別の患者と相性が悪いので、そこにはいかないので、別のナースが行く。 看護助手もそこは心得ていて、いくら担当ナースでもこれは誰でもいいことは、相性の合うナースに報告している。この看護助手もナースとの相性もあるし、患者との相性もある。 これをじっくりと観察しながら業務をしている。 「あっ、アノ患者がコール押した。ステーションには相性の悪いナースだ!!さすがにコールを取らない。 うまくやり過ごしている。 以前の私なら、「率先して行くべきだ」と思っていたが、「いやこれでいいんだ。相性が悪いもの同士がぶつかると、それだけでリスク発生」なのだから。 お互い、うまくやり過ごすことで、平衡が保たれているのだ。 相性の悪い人同士の場合、なんでもない医療行為がトラブルになる。ほんの些細なことでお互いにらみ合う。 こうやって考えていくと、ナースは本来患を観察して、異常の早期発見、または精神的なフォロー、などを行うのだが、それがナースによって異なることが多いのはこのためだ。 つまり、負のエントロピーが渦巻いている。そういう状況において、みんな同じ目標に向かって勧めようという「看護計画」の達成は可能なのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2006 09:39:24 PM
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