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今読書中です。「がん患者学」柳原和子著 晶文社\2,600+tax
とても分厚い本、(p600)三部構成になっており 第一部末期がん、再発がん、進行がん、を告知され、五年以上生存した患者たちの闘病体験。 第二部闘病中に著者がつづけてきたさまざまな角度から深く医療にかかわっている専門家へのインタビュー、テーマはいかにして現代がん医療を恨まずに生き、納得した死を迎えられるか 第三部著者の三年間の記録 今第一部を読んでいます。 現代のがん医療は、プロトコールに従って粛々と進められる。手術、抗がん剤治療、・・・しかし途中で患者は、人生を愁う(ウレウ)。自分の生き方をはじめて考える、考えさせられる。人生に対する諦めではなく自分の生き方を模索し始め、プロトコールから外れようとする。 管理されている患者から、自分の生きる道を歩む人になる。 ”主導権は自らにある” このあたりまえのことが実行できないことが、現代の医療の病める点だと感じます。 著書には、がん患者学1、2、3、があります。(\1,200前後/冊) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2006 11:33:04 AM
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