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プチ・リーダー でした。 現職に着て早一年が経過し始めてリーダーをしました。 やはりトラウマは、残っていました。 師長さんは準夜なので、夕方までそれは長い時間でした。 処方を依頼する。受ける。薬局に持っていく。受け取る。 これだけのことで、数回病室と詰め所と薬局の往復。 体に湿疹のある患者が、F軟膏を希望している。 患者に話を聞くと 「N病院の皮膚科で診てもらって、くれたのがこの薬。 でもあのとき、先生は湿疹を一度も診ずに薬だしたんよ これは、疥癬でしょ。ウツしたらあかんと気を使っていってるの」 皮膚科の医者が一度も患部を診ずに?? 私「疥癬と診断を受けたのですね」 患者「私はそう思っているの」 なんじゃこりゃ?? 主治医が病棟に着たのでその旨を報告すると 「またその話か。患者と話しするわ」 結局軟膏は既に手持ちにある軟膏で済んだ。 数種類の軟膏を使い分けており、常に3本持っていないと 気がすまない性格らしい。 一時が万事、患者の個性と医師・ナースの伝達に追われっぱなし。 どうしてこうも多くの患者は薬が好きなのか? 薬を使っている間は、退院しなくてもいいという口実だとでも 思っているのだろうか? くちびるが荒れているから、リップクリームを出して。 ウンコが出にくいから、下剤。 出過ぎるから、・・・。 ムネヤケ、腰イタ、湿布剤・・たくさんね 鼻水がでる、ノドが痛い・・うがい薬 私は薬が嫌いで、風ひいたぐらいでは飲まないので そう思ってしまうのだろう。 くすり は りすく 病棟ナースは、患者の言動に振り回されていることで、一日が終わる。 プチ・リーダーをして思うのは、 薬のことでもそうですが、2週間分処方されていて、なんで1週間でなくなるのか。 これを説明できる? これが説明できなければ管理職は務まらない。 それと、周囲に自分なりにリーダーとして気を使っているために ホッとして、詰め所の椅子に座っていると、 「あれ・・しといてくださいね」と キツイ口調で言われる。 サボっているのではないんだけれど・・・ と思いながらも・・・ まだまだ、スタッフとの距離は遠い。自分で壁を作っているのだろう。 夕方、師長さんが勤務にこられたので、一日の主なことを 申し送り、回診がまだなので残っていると 「どうしたの?帰らないの?」 「えっ。回診が未だなので」 「ええよ、ええよ。医者一人で回らすから」 笑顔で応えてくれました。 やはりこちらから、こうしたい、ああしたともっと 言わなければ通じないのだと、自分ひとりで 考えていてはだめ。 自分で壁を作らない。 ブログランキングに登録しました。 あなたのワンクリックが欲しい ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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