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テーマ:介護・看護・喪失(5321)
カテゴリ:22世紀の医療
このところ、救急患者の”たらいまわし”が報じられている。20件、30件断られた、患者が死亡したと報じられている。医師不足、看護師不足が原因だとも報じている。
需要があるから供給しなければならないのだろうか? だとすれば、医療費は天井しらずの高騰をひた走ることになる。 昨日ニュース番組の特集で、関西のある市立病院の救急現場が報じられていた。 その若い医師は、朝から通常勤務をして、そのまま朝まで救急を受け付け診療し、 午前9時すぎに救急を終えて、そのまま通常診療に従事しました。 これを月に6回行います。 こういう医師に、診察してもらいたいでしょうか?疲れ果てた医師の診察で大丈夫? この医師は内科医でしたが、もし外科医ならばどうですか? 夜一睡もせずに診療して翌日あなたの執刀医になるのです。 昔からそうですが、医療に対する過酷なまでの幻想を抱きすぎているのでは? とにかく、救急医療とはいま命の危機に瀕している方が対象である。という大原則を一般市民が、守らなければ成り立ちません。 命に関わる病状か否かの判断が、できない人が多すぎる。 救急受診の6割は、明日の朝受診してもしなくてもいい人です。 その人たちが、いま医療を必要としている人の命を絶っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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