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リタイヤ ガーデニング

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February 28, 2008
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カテゴリ:MAP
昨日までは、「病院で人生の最後を迎えるなんて、なんて悲劇なんだ」と
患者さんを慈しんでいたけれど、でも考えようだな。

70年・80年生きてきて、人生を独りで振り返る時間がある。
子どものころ、戦争を体験し結婚、高度成長期を支え昼も夜も働き
嫌な上司にペコペコし、満員電車に押し込められ、やっと定年。

子どもの成長を思い、子どもから見放され、
今は独りで、自分の生きてきた道を振り返れる。

それもあり・・・かな、と思えるようになった。

自宅で最後を看取ってもらえない、のではなく、誰にも迷惑をかけずに
ひっそりとこの世を去る。

入院していたら、食事は上げ膳・下げ善、お風呂は入れるし、体調が悪ければ
診てもらえる。適当に体を動かす事だって(リハビリ)できる。
冬は暖房で暖かいし、買い物にも行かなくていい。

我の強い看護師の嫌味は、「馬耳東風」で聞き流せばいい。
昼寝を楽しみ、夜は睡眠剤で強制的に寝る。

入院費用は、国が見てくれる。洗濯もしなくていい。

人間案外開き直れば、生きていけるものだ。
これがアメリカなら、そうはいかない。
中間層までは、保険会社に保険料を支払えばなんとか医療は受けられるが、
その下の層は、最低限の医療だけ。

日本はいい国だ。





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Last updated  February 28, 2008 09:31:03 PM
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