リタイヤ　ガーデニング

ルポ貧困大国アメリカ　堤　未果著　


ルポ貧困大国アメリカ

同著より抜粋
　『スターバックスの労働組合、エチオピアの活動家、そしてビリーのパフォーマンスが流れを変えた。国内で生産されるコーヒー豆の商標登録をしようとしていたエチオピア政府に対し、自社の利益が大幅に減るのを防ぐために反対していたコーヒー小売チェーン店のスターバックス社は、こうした世論からの圧力がかけられた結果、エチオピア政府との間にライセンス契約を結ぶことに同意した。
　この契約により、エチオピアの貧農たちには毎年8800万ドルの収益が入ることになるという。

　「かつて途上国の貧困は、海の向こうの他人ごとだと思われてきました」そう言うのはニューヨークにある貧困救済NPO「１００万人を救済せよ」の創設者であるジュリー・パトラだ。』


　商品には値段がある。
それは作った人たちへの給料である。「赤字覚悟で売ります」それは作った人へ給料を払いません。ということ。

　中国製は安い・・・それだけ安い労働を強いられている人が存在するということ。そしてそれを買うことで、極一部の人（モンスター）が潤うだけということ。

　自分の首を、自らが絞めている