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カテゴリ:自分らしい生き方
社長の顔が見たい 抜粋 痛くない理由 新聞によると、神戸の少年少女を殺害した酒鬼薔薇少年を精神鑑定した人たちは、少年が表面に悔悟の色がないことについて、「一度、反省の言葉を言えば、存在がなくなってしまう。突っ張ることで自分を保っている」と言った。さらに一人は「良心が戻ってきたら生きていられないのではないか」とも言っている。 この言葉は最近、もっとも私の胸を打ったものである。少年は動物として生きるためには、人間らしくあってはいけない、という立場に自分を追い込んだのである。 人間は、自分を生かすために最も必要な条件を瞬時に計画して実行に移すものらしい。少年の場合、動物としてでも生き抜くべきだと判断する方が正直なのか、人間は人間にならないでは生きている意味がないのか、誰が答えを出すというのだろう。 シェークスピアが人生の深淵を書き尽くしたと思っていた時期もあったが、まだこうして出て来る。 いまちょうど読んでいたところ、ニュースが飛び込んだ。死刑制度云々が再燃しつつあるが、それよりも、未熟な私は、排除してくれることでとりあえずの心の安定が保てた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 17, 2008 09:36:54 PM
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