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カテゴリ:良かった事探し
NHK番組で長嶋茂雄さんと王貞治さんが別々ではあるが、当時の心情を吐露されていた。
俗に長嶋さんは「天才長嶋」王さんは「努力の人」と言われていたが、実際は異なっていた。 共に、努力の人だった。 長嶋さんは「自ら作り上げた、チャンスに強い長嶋」というイメージを壊さないために、苦しんだ。その心の中の苦しみを、王さんに打ち明けることはできなかった。 わずか数年でも先輩になると、壁ができてしまっていた。 自ら作り上げ、マスコミによって増幅され国民的な支持を得てしまった長嶋さん。苦しい時に「つらい」とは言えない。 おこがましいが、当時の自分がそこにいる。 難しいオペについて、うまく進行しないとき、交代し術野をみるとすでに山は越えている。でも他のスタッフからは、私がつくとオペがスムーズに流れる、という幻覚ができあがってしまった。 イメージが先行し、その壁を壊せず、おののき委縮していった私。 もうあの段階では、リセットできなくなっていた。 離れて四年、ようやく客観的に見つめることができつつある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 13, 2009 06:03:55 AM
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