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カテゴリ:良かった事探し
どんな情報も微細に観察してみれば、常に変化しています。世の中の一切の作られたものは猛烈な速度で変化し続けていて永久不変なものはない、これが、「諸行無常」なんです。
考えない練習 (小学館文庫) (文庫) / 小池龍之介/著 聞く 心の情報操作を入り口で止める練習・・・・・ 普段から「聞くこと」に徹底的に全意識を集約して心の余計な働きをストップさせる。 聞こえてくる音に対して、常にこれは好ましい音、これは好ましくない音、これはニュートラルな音、と分析したうえで、音そのものを聞くことに集中していると、音そのものがすこぶるシャープに、クリアに聞こえてきます。それと反比例してそれを言われたから、ああだこうだと考える思考はどんどん薄れていきます。 普段から「自分は褒める音をぶつけられると舞い上がる」「批判する音をぶつけられると落ち込む」ということを予想して身構えておくことです。 見る 「みえている」景色を、かなりの注意力や集中力で「見ている」景色に変えてみることです。集中力を増すことです。例えば看板が近づいてきたら、近くなった、さらに近くなった、・・・・見えなくなった。 観察結果をいちいち自我にフイードバックしない 相手の苦を観察するうえで最も大切なことは、あくまで客観視すること。観察の結果を自我に還流させないこと。 例えば人は話をしていてつまらなさそうな顔をしていたら、つい、「ああ、この人は自分のせいでつまらない思いをしている」と思ってしまいがちになります。しかし、それは常に自分の評価を気にする「慢」の煩悩なのです。よそ見をしているこの人は今苦しんでいるのだと認識するにとどめるのです。 観察した結果を自分の中の認められたい、受け入れられたい、という慢の煩悩や怒りの煩悩などに、いちいちフィードバックしないことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 14, 2012 08:42:58 PM
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