リタイヤ　ガーデニング

なんでこの本を読もうとしたのかいまだにわからないけれど読み終えた。

　ツリーハウス　角田光代　著

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　　　　　　　　　　　　　　　　　ツリーハウス【電子書籍】[ 角田光代 ]​

　帯が貼ってあった。「後悔したって、もし、なんてないんだよ」

　「闘うことも逃げることもせず、やすやすと時代にのみこまれんなと祖母は言ったのではなかったか。

　　今は平和で不気味に退屈で、でも、そんな時代にのみこまれるなと。」
　
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[書籍のメール便同梱は2冊まで]/ツリーハウス[本/雑誌] (文春文庫) (文庫) / 角田光代​

　第二次世界大戦中名もない二人の若者は、時代に抗う術もなく翻弄された。満州という不毛の土地で闘うのではなく逃げ回った。

　どうにかこうにか日本へたどり着いて、生きてきた。

　この小説を読んで、「闘うだけが生きることではなく、逃げることも大事だしそれだけではない」ということを学んだ。

　生き抜くこと、それはいつ死が訪れるかわからないけれども、訪れるその時まで自分の意思で生きることが大事だと教わった。

　今平和な日本で生きているが、それは自分の意思で生きていますか？

　闘うだけではなく、逃げてもいいしかし大事なことは、自分が決めるんだ。

　医師から悪性腫瘍が見つかりました。と診断された時、命の選択を医師に任せるのではなく、自分の意思で決めること。