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カテゴリ:自分らしい生き方
佐々木譲著というと警察ものが多いように思っています。
たまたま図書館で手にしたのが 闇の聖域 [ 佐々木 譲 ] 時代は昭和の初め、日本軍が中国満州を占領し張作霖氏が乗った列車を爆破したころ。 日本の首都で一人、ここ大連の地で二人が殺された。民間人もいるが軍人もいる。 警察は地道に追っていくが、憲兵は日本軍に対する反抗だと決めつけた。 この物語で面白いのは、当時の社会情勢を描いていること。 大連へ来ている人の多くは、本土では生活できない人達、日本人が大連の人たちをさげすんでみている こと。大連の人民は日本人に抵抗はしていないが心の中では憎んでおり、なにかにつけて足を 引っ張っている。 日本民族は優秀だと思い込んでいる人は、この時代のことをしっかりと見直してみること。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 26, 2023 12:47:52 PM
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