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カテゴリ:自分らしい生き方
1936年(昭和11年)のこの日、クーデター未遂事件「二・二六事件」が発生した。
陸軍の皇道派の影響を受けた青年将校が、対立していた統制派の打倒と国家改造を目指し、1483名の下士官兵を率いて「昭和維新」と称して首相官邸等を襲撃した。内大臣・大蔵大臣等が殺害され、永田町一帯が占拠された。 岡田首相、鈴木侍従長、斎藤内大臣らは海軍出身で、昭和天皇に直接上奏できるわずかな人間だった。 これら「君側の奸」を天皇から離してしまえば、自分たちの意のままに天皇を動かせる── 具体的には、青年将校らが心酔する真崎甚三郎陸軍大将を首班とする暫定内閣をつくり、軍部主導による国家改造に突き進もうと考えたのだった。 暴力で日本を支配しようとした。 その後の事件でそれは成し遂げられることになった。 自分の思いを暴力で成し遂げようとした・・・・それが成し遂げられた結果が・・・ やがて第二次世界大戦に突入することになる。 昭和史(1926-1945) (平凡社ライブラリー) [ 半藤一利 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 26, 2024 02:25:55 PM
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