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カテゴリ:良かった事探し
小説を読みながらふっと思う。 なぜ小説を読んでいるのか。
主に推理小説なのだが、物語の展開で幼い頃親から虐待を受けていた、とか不登校になっていたとか、 クラスで浮いていた、なんて書かれていると「もう自分はその年代は終わっている。」と 思わず安心している自分に気が付く。 虎に翼のセリフではないけれど、「蓋をしたことを今開けようとしている」 小説を読みながら過去の自分と対峙しようとしている。しかしすでにその必要はない世代に なっていることに安堵する。 もうあのストレスフルな心の葛藤に立ち向かわなくてもいいのだと思うとき、言いようのない 安心感が胸におなかに満たされる。 【中古】レッドクローバー / まさきとしか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 23, 2024 02:32:37 PM
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