光る君へ・・・・
光る君へ 川辺の誓い より抜粋川辺で言葉を交わす二人。かつて道長に、政によってこの国を変えてほしいと願ったまひろは「私との約束はお忘れくださいませ」と道長に語りかける。 その言葉を聞き、「お前との約束を忘れれば、俺の命は終わる。それで帝も皆も喜べば、それでもよいが……」と遠い目をする道長。まひろは「ならば一緒に参ります」と口にすると、物語を書き終え、皇太后・彰子(見上愛さん)が強くたくましくなったことを理由に「この世に私の役目はもうありません」と明かした上で、「この川で二人、流されてみません?」と道長にほほ笑みかける。 そんなまひろに道長は「お前は、俺より先に死んではならぬ。死ぬな……」と告げる。するとまひろも「ならば、道長様も生きてくださいませ。道長様が生きておられれば、私も生きられます」と答え、道長はこらえきれず涙。やがてまひろは再び筆を執り、“光る君の死後の物語”を執筆し始めた。