161453 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

おいしくありたい! あたふたカナダ生活記

おいしくありたい! あたふたカナダ生活記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

KMJulie

KMJulie

お気に入りブログ

True Romance ilife320さん
韓国ソウル!文家の掟 shaquillさん
JMK's miku3929さん
miu's diary in Euro… miumiu1127さん
Spark's Sweet Home ひろろ3949さん

コメント新着

KMJulie@ Re[1]:ちょっとショックっつーか。。。(02/21) マドンナママさん、 共感してもらえます?…
マドンナママ@ Re:ちょっとショックっつーか。。。(02/21) ビックリ! ケーキを写真で見る限りでは…
サリー@ Re:小麦粉の話 (スポンジ編)(11/08) 小麦粉情報ありがとうございます!実は・…
マドンナママ@ Re:春なのに(05/15) Julieさん、かなり、長い忍耐の時を…
KMJulie@ ありがとうございます。 こんな暗いトピにコメントいただき、あり…

フリーページ

2009.04.25
XML
カテゴリ:つぶやき
久々の更新です。

今日は ちょっと重い話。
「生きる意味」って なんだろう? って思ったことある?

思春期の頃によく思った。
私は 小中学生のころ、いじめられっこで、結構 陰湿ないじめも受けていたし、4人兄弟の末っ子。普通、末っ子って 可愛がられるんだけど、うちの場合は 末っ子は「イモウトコントロール」って言われて、いつもパシリに使われていたし、いつも「一番下だから我慢しなさい」って言われて、我慢することばかりだったし、子供の頃から変わり者だったから、親からも「扱いにくい」って あまり 可愛がられたって思ったこともなかった。
姉2人が、容姿がよかったのに、私は「。。。。」だったから、家の中でも はじき者みたいだった。

それでも、ぐれなかったのは不思議。

でも、小学校高学年頃から 幼馴染で、クラスのマドンナ的存在だったK子ちゃんに いじめられ、家でも 「変わり者」扱いされて、本当に 生きているのが辛い時期があった。
その頃は、よく「なぜ生まれてきたのか?」「生きている意味は何?」「どうして 生きなきゃいけないの?」って真剣に悩んで、生まれてきたことを恨んだ時期もあった。

家から離れた全寮制の高校に進み、知っている人が一人もいない環境で、自分を殺し 目立たないようにすごした高校時代。
高校生になって、自分の世界の狭さに気づいた!
大都会出身の子達は、私とは全然違う世界を持っていて、私とは 全く違った悩みを持っていた!

中高生の頃、校則や大人の言うことに従いたくないって思っていたけど、「従うのが当たり前」って思っていた田舎娘の私。 特に「自由になりたい」ともあまり思ってなかった。
学校や大人からの圧迫よりも、「いじめ」からの圧迫の方が大きかったんだろうね、あの頃は。
高校のクラスメートが、夢中になっていた歌手がいた。
私は、全く 知らなくて、「誰それ?」って思った。

それが、尾崎豊

友達が好きだったから、なんとなく聞き始めたけど、正直 曲は好きだったけど、歌に「全く共感!」ってことは なかったあの頃。
だって、私が育ってきた環境の中では ありえないようなことばかりが歌になっていた。

「校舎の窓ガラス壊して回った」← そんなん、犯罪やん!
「盗んだバイクで走り出す。。。。覚えたてのタバコふかし。。。」← 15歳で喫煙なんて 不良!

みたいな。。。 でも、高校時代の都会出身の友人は、「うんうん。そうなの~!」って共鳴してた。きっと、同じような経験したとか、やってみたい!って思っていたんだと思う。

私は、尾崎の反社会的な歌よりは、ラブソングが好きでよく聞いていた。


若い頃は、尾崎の10代の頃の歌のほうが好きで、I Love You とか、Oh My Little Girl とかを好んで聞いていた。
最近、20代になってからの歌を引っ張り出してきて 聞き始めたら、若い時とは違って、心にドシドシと響いてくる。 40に手が届く年齢になって 20代の尾崎が発した 社会で働く人たちや、今の時代を生きている人たちへのメッセージが痛いくらいに伝わってくる。

特に、今の会社で働き始めてから、「社会の理不尽さ」を痛いほど 実感してから。
本当に くじけそうになった時、尾崎の歌を聞く。
「受けとめる術のない愛がある。消し去ることのできぬ傷がある。忘れないように全ての思い出が与えてくれた心の糧を頼りに生きることを。」
「なぜ生まれてきたの。 生まれたことに意味があり、僕を求めるものがあるなら、伝えたい僕が覚えた全てを。限りなく幸せを求めてきた全てを。。。」

それを聞くと、「そうかそうか。。。そうだね。頑張るよ」と 今日も一日頑張るぞ!という気持ちになる。

尾崎の歌詞の多くは、尾崎が10代の頃に作ったものと言われている。
10代の少年が、40に手が届きそうな年齢の人間の心を捉えるような歌を作るなんて、なんて 才能だ! って思ってしまう。
彼の26年は、多分 普通の人の人生に匹敵するぐらいの密度だったのだろう。

実は、今日4月25日は 尾崎の命日です。

尾崎の歌、特に晩年期の歌を聞いていると、私が今 抱えている悩みや思いなんて、尾崎が抱えていた深い深い悲しみや孤独に比べてみたら、本当に ちっぽけなもので、ましてや この世の中には、もっと 過酷な環境の中、一生懸命に生きている人たちもいるわけだから、今 盛っている不満は悩みなんて、贅沢なものなのかもしれない、って思わされる。

世の多くのシンガーたちは、主にラブソングを歌うけれど、尾崎は 人生を歌う。
彼の歌は、私を励ましてくれる。道を教えてくれる。この世の道理を教えてくれる。そして、「生きる意味」のヒントも与えてくれる。

時々思う。
「尾崎が生きていたら、どんな歌を書いただろう」って。
でも、きっと 尾崎は 17年前の今日、生き急いで逝ってしまったけれど、あの時逝ってしまわなくても、彼は 「生きること=罪を背負うこと」に耐え切れなくなってしまっただろうって思う。

なんだか、今日は ちょっとしんみり。
私にも 未だ「生きる」本当の意味はわからん。
ただ、わかったことは、人は生きていく上で 傷つき、そして知らず知らずのうちに人を傷つけている。ってことかな。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.04.25 16:42:41
コメント(3) | コメントを書く
[つぶやき] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X