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カテゴリ:Bycycle Life
さて、王滝から帰ってきて1週間。あんなに痛かった筋肉の痛みは嘘のようにとれました。
苦しかった記憶もどんどん薄れがち。ある意味人ってよくできてるよね。 ともかく記憶が薄れないうちにレースレポートを書こう。 (なんかすごく長くなる予感…) スタートから林道入口まで スタート後は松原スポーツ公園を出て、一旦西に向かってから少し下って王滝川 を渡り、200~300メートル今度は東に向かい左に折れれば、もう登りの始まりです。 スタート直後は団子状態だった約700名の隊列もこのあたりから長くなり始めます。 林道の入口までの5.5キロは、ほとんどが舗装路なので走りやすい。でも走りやす いからといって、ずっとこれで王滝を走るのでは意味がない。オフロードを走って こそ王滝です。 天候は、青空こそありませんが寒くもなく暑くもない、走るコンディションは申し 分ありません。 選手たちはここから待ち受けている、長くがれた登りや下りをはるか100キロ先の ゴールに思いをはせつつ、自分の体と対話をしています。そういう高揚感というか緊 張感のようなものが、澄んだ山の空気の中を伝って感じられます。 林道入口からチェックポイント(CP)1へ 林道入口の1~1.5キロ手前ぐらいから、オフロードに入ります。「ああ、いよいよ ここからか」と気が引き締まります。 そしてスタッフの方々に見送られながら林道の入り口へ。すでにほかの仲間はほとん どが前の方に行ってしまっています。まあ、このレースは長いので、誰かに合わせるの ではなくとことん自分のペースに行くことが絶対に不可欠。ここは焦らずです。 この林道の入り口が実質的にこのレースのスタート地点になります。 ここまでの距離5.5キロ。約25分を費やしました。 ここから約6キロ、勾配5%といういきなりレース最長の登りが始まります。早く もここで選手はふるいにかけられるわけです。 ここでのんびりしすぎるとゴールにたどり着けないかもしれない。かといって飛ば しすぎると途中でガス欠を起こす可能性もある。はたまた抑えすぎるとペースを作れ ない…。 自分の実力・体調と会話しながら慎重に走ります。 胸に取り付けた心拍送信機からレシーバーに送られている心拍データは、かなりの 高数値を示しています。心拍は175前後を指しており、これ以上になると後が続か ないので、ペースを維持。でもその後はだんだん数値は下がります。最初が一番きつ いんです。 一方で足は元気なんでその兼ね合いが難しい。 結局最初の登りが終わる11.5キロ付近までは1時間13分かかりました。 ここから最初の下り約7キロ。 なかなか楽しい下りです。 去年はここで1個目のボトルを落としたんだよなあ。 (さらにフロントディレイラーの調子は悪くなって、インナーギアに入らなくなっ てしまう。今思えば単なるワイヤーの伸びだったのだが、そんな単純な事がわからず あっちゃこっちゃいじくってさらに症状を悪化させてしまった。) 最初の下りで感じたことは、凄まじいほどのフルサス自転車の性能の高さ。 去年はソフトテールのVブレーキでした。強くブレーキをかけると車体が暴れるん だよねえ。ところが今年はディスクブレーキ。これがよく効くんだなあ。クンクンと ブレーキをレバーを握るといい感じで減速するから安心感がある。もちろん車体のぶ れは皆無。 FSRが効いているので地面とタイヤの設置時間が長く、コントロールもしやすい。 オレって下りがうまい?なんて錯覚に陥るほどでした。 17キロまで下ったら、約2キロほど登りを経てもう一度2キロほど下り、これで 最初の大きな登り下りが終了。 大きく右に折れて23キロ地点から再び登りの始まりです。 一旦ヤベベさんと合流するも、すぐに抜かされる。(ヤベベさんとはこの後ゴールま でお会いすることはありませんでした) ヤベベさんとは、時速にして2キロぐらいは違うようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.11 22:33:13
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