テーマ:ヴィッセル神戸(4962)
カテゴリ:vissel kobeな日々。
天皇杯を入れれば公式戦51戦目。
長い、長いシーズンの終わりは神戸サポーターの心、神戸の歴史に残る試合になり 昇格という唯一無二の結果を収める事となった。 第二戦も第一戦同様、難しい試合となる。 チームコンセプトが同じくしているチーム同士であり、決定力に問題がある点も同様。 得てして1点を巡りしっかりとした守備をベースにこう着状態が続いた。 しかし、先制点を獲ったのは神戸。 カンジョ選手からのボールからアツ選手、福岡ホベルチがクリアしたところを近藤選手がダイレクトボレー。 福岡GK水谷は反応したものの、サポーターの気持ちを乗せた強いボールはゴールマウスの内側に吸い寄せられるように入っていった。 神戸先制0-1。 待望のアウェイゴールが奪えたものの、残りは30分プラスロスタイム。 通常なら守りを固めるのがセオリー。 ましてやアウェイゴールというルールが『いく』か『引く』かゲームプランを難しいものとさせた 一方、福岡はもはや大きくリスクを犯しても攻めしかない。 前半早々にイエローカードを提示された神戸右サイドはどうしても対応が遅れてしまう。 ただでさえ後ろに、そして自陣のゴール前意識がいきがちな神戸の心理状態に加えて 捨て身の福岡。 残りの30分プラスロスタイム(4分)はそれまでの膠着した状態から一転、 自虐的に表現するならばスペクタブルな展開になった。 そこには戦術やシステムやチームセプトといったものを超えた 文字通りの鎬を削った魂のぶつかり合いになった。 かくして神戸が福岡の攻撃をしのぎきった。 トータルアグリー1-1、アウェイゴール規定により神戸がプレーオフの勝者となった。 戦績は2分け。 実力は伯仲。 1stRegでは神戸ペースで進んだものの、2ndRegは福岡ペース。 規定により入れ替え戦を勝ち残ったものの、 (規定により)判定勝ちの結果は両チームのサポーターの天国と地獄を分かつ結果になった。 J1昇格。 傷だらけでボロボロなチーム状態だった。 格好のいいフットボールできる状況ではなかった神戸が最後に笑った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月12日 12時29分22秒
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