テーマ:ヴィッセル神戸(4962)
カテゴリ:vissel kobeな日々。
2005J2リーグは3位争いが最終節までもつれ、
2006J2リーグは最終節まで2位争いがもつれました。 とはいえ、最終節を終えての自動昇格の勝ち点は 昨年一位97、二位78で 今年一位93、二位88で、 4試合多いことを考えると神戸を筆頭に 上位が思ったより勝ち点をつんでいけなかったなという印象です。 原因としてはやはり長期日程に加え、J2クラブの戦力が昨年よりも上がっている事や 試合数増加により総合的な試合のクオリティが下がったことなどが考えられます。 また、結果上位に入ったクラブもチーム作りに関しては1から作ってきたチームも多く その完成度も大きく順位に影響していたのではないかと思います。 また、優勝クラブは例外にもれず過去J2リーグを経験しているクラブでした。 おおよその予想を覆し優勝した横浜FCはJ2リーグを勝ち抜いていくに当たってセオリーのようなものを持ち合わせていたと思います。 予算規模が小さい≒決定力が低い(この辺の詳しい話は割愛します)J2リーグでは 負けない戦いに比重が置かれ、全体的に守備から入っていったクラブが多かったように思います。 守備に重きを置く考え方からスペースを消すために4バックのクラブが多く、 積極的なラインコントロールは低調かつ不安定なジャッジの前では効果的ではない。 よって最終ラインは低めでスペースを消した戦術をクラブが多く生まれていました。 安達社長も携帯公式で語っていたように2部とはいえプロのやることですから簡単に得点は生まれない。 昨年J2リーグの平均得点は2.63。 今年は2.67。 試合数は多くなって得点数はもちろん増えているものの平均得点は思ったより上がっていない。 守備力がある程度あるクラブでもフットボールとは元来得点を競いあうスポーツ。 守備力に定評あるクラブは上位以外にもあったが上位とそれ以外のクラブを分け隔てたものは やはり安定した得点能力をもったゴールゲッターを保有していたかどうかという事だった。 優勝した横浜FCにはアレモン、柏レイソルではヂエゴ、ベガルタではボルジェス、鳥栖では新居 など、苦しいときにも節目節目でチームを救ってきた点取り屋の姿があった。 2部リーグ故に選手の質は多少落ちるとはいえ、前述の通り組織で引いて守る相手に得点する彼らはやはり驚異的なものがあった。 かくてJ2リーグはリトリートからのカウンターで点取り屋が得点するというセオリーが生まれ、それを実現できるクラブが地道に勝ち点を積み上げていった。 最下位に沈んだ徳島や草津、湘南といった下位3クラブでさえ、 そのカウンターアタックは驚異的であった。 上位の中でほぼ例外に分類されるのは神戸だったように思える。 (戦術的には柏も同様に例外かもしれないが、安定したゴールゲッターは存在した) 続きは明日書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月20日 15時32分51秒
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