テーマ:ヴィッセル神戸(4963)
カテゴリ:vissel kobeな日々。
2006シーズンはバクスター前監督の指導の下、成長のなかった選手はなかっただろうと思う。
どの選手も大活躍したので本当は全員書きたく甲乙つけがたいが、 何人かに絞って振り返りたいと思う。 まずは田中選手。 今でこそ笑って言えるが昨年までの評価は、よくも悪くも旧強化部が採用する選手だった。 (旧強化部に関してはもはや振り返りたくない記憶なのでここではあえて触れません) 今期は第二クールでスタメンを奪うと中盤の汗かき屋として攻撃に、守備に豊富な運動量をベースに大活躍。 人が変わったかのように攻撃に関して意識があがり、 神戸ユニバーでの逆転ゴール、ウイング最終戦の幻の逆転ゴールなど記憶に残るゴールが多かった そしてそのゴールの多くが勝ち点を拾う上で重要なゴールだった。 いまや神戸の肺としてアツ選手と並んで代えの効かない選手に成長した。 来年はさらに飛躍を期待したい選手の一人だ。 カンジョ選手も今年はサポーターの期待に答えた一年だった。 本人はゴールよりアシストと答えるように本来はプレーメーカーの選手。 右ワイドに起用されるとその才能をいかんなく発揮し、相手の左サイドを震え上がらせた。 得点も10得点とFWとしても仕事もしっかりと果たし、 個人的にはその姿からFCバルセロナのジウリーのように見えた。 左のアツ選手、右のカンジョといえば神戸の顔。 彼もまた代えの効かない一人。 本当に今年残留してくれてよかったと思う。 心の底からありがとうと思い、そして来年ももっと飛躍して欲しいと思う。 近藤選手には飛躍の一年になったと思われる。 序盤こそ左ワイドだったものの(個人的にはいまだにこのポジションが適任かと思うが)、 センターフォワードとしてファーストディフェンダーとして決してさぼることなくプレスをかけ続け、かつゴールへの意識は誰よりも強く力強い突破力で数え切れないほどのビッグチャンスに絡み 入れ替え戦のゴールや第四クール柏戦のゴールやユニバーの愛媛戦のゴールなどはサポーターの記憶に強く残るゴールだった。 シーズン当初はスタミナが90分続かないという事があったが、 (それもモダンなセンターフォワードであることを考えるとやむをえないのだが) それもシーズン終盤には90分戦えるようになりサポーターには頼もしい存在になった。 もともともって生まれた強靭なフィジカルはJ1でこそ輝くはず。 また両足の技術も高い水準にある。 当然、保有先でも貴重な戦力と考えているようで完全移籍とはならなかったようだが、 是非神戸の近藤としてこれからもずっといて欲しいと切に願うばかりである。 最後に茂木選手。 残念ながら今期はノーゴールという不本意な結果になってしまったが、 その潜在能力、技術、身体能力は誰もが認めるものをもっている。 個人的にはバクスター前監督が起用したように、センターフォワードもしっかりこなせる才能をもっているので来期は例えるならばアンリのような『大化け』を期待している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月28日 11時22分52秒
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