お気に入りのお茶碗が壊れてしまったのだけど、気に入るものがなかなか見つからなかったので、とりあえず間に合わせのものを買って使うこと約二年。

しかしこの度、ついに理想のお茶碗を見つけちゃった。



十草（とくさ）とよばれるこの柄。
私はこの柄が大好きなんだよ。

「なーんだ、こんなのよく売っているじゃない」
と思われるだろうが、形がやたらに平べったい茶漬け茶碗だったり、内側までしっかり書かれているものがなかなかなくてここまで時間がかかってしまったのさ。



ああ、
藍に白い飯が映えて、いかにもうまそうに見えるじゃないか。
（見栄を張って少なめによそってあります）

で、このお茶碗で一番やりたかったのがこれ。



藍に飯の白に、そしてお茶の黄緑。
何て素敵な色合いなんだろうねぇ。

このお茶碗を購入してからというもの、
この色のハーモニー見たさについつい食後にまた軽～く一杯盛ってお茶をかけてサラサラ食べちゃうんだよ。

ああ、何て恐ろしい茶碗なんだ。

***

朝、忙しくて夫にご飯をよそってもらったりすると、ギョッとさせられることがたびたび。

私のだけまるで漫画にでも出てくるようなテンコ盛りのご飯なんだもん。

夫は「似合ってるから」と言うが、

似合っているのはよくわかっているんだよ。
でもな、いくら私でも朝っぱらからそんなに食えねーよ。

毎度毎度そう言ってはご飯を返しに行くハメになるのだ。
頼むよ、普通盛りにしてくれよ。