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さて、私の中ではまだまだホットな話題の「富山」。
以前に、 憶測と深読み、時には妄想までも練りこんで富山県についていろいろ書きましたが、それらについて富山県在住の友人が監修をしてくれました。 お客さんが来ていても女の人が台所から出てこないのは、座っていると「遊んでいる」といわれるからなのだそうだ。 なるほど、台所に直結した部屋は、遊んでいる姿を客人に見せないための隔離部屋だったのだ。 とにかく働いていないと「遊んでいる」といわれる土地柄なので、専業主婦はもちろん「遊んでいる」者の代表。毎日が「寝る・食べる・遊ぶ」の「るるぶ」な私は、富山になんか行ったら射殺されちゃいそうだな。 次に、持ち家率ナンバーワンの大きな大きな富山の家。 お葬式は家でやるのだそうで、そういう家のつくりになっているんだと。 さて、彼女は結婚式の引き出物レポートもしてくれたぞ。最近親戚の結婚式があったそうで、彼女のご両親が持ち帰った物だそうだ。 それでは、いってみよう。 エントリーナンバー1番 かまぼこ すごいかまぼこですよ。箱の中に大きな鯛と、鶴と亀と松の形のかまぼこが入っており、みな自然界には存在しない色で見事に色付けされております。しかし、かまぼこは重いですよ。 エントリーナンバー2番 お皿のセット 宇野千代による大皿と銘々皿各5枚ずつ。絶句です。 エントリーナンバー3番 お茶とお蕎麦のセット 大きなお茶の缶が2缶。お蕎麦はともかく、瓶入りのつゆまで入っております。 エントリーナンバー4番 引き菓子 ハート型のケーキがひとつ、マドレーヌが3個が一箱の中に収められております。これは軽いが、もうすでにかなり重いため、その軽さに意味がありません。 以上4点なのだが、 これを多いと取るか、普通と取るかはそれぞれの地方によってかなり違ってくるでしょう。名古屋辺りだとこの量は当たり前らしいが、歴史が浅く、全国様々な場所から入植したため冠婚葬祭も合理的に行われ、且つ都会の持つドライさも持ち合わせている北海道出身の私には驚きだ。 引き出物に「本」(カタログ)だなんて、とんでもないのでしょう。 「大きい」「重い」、これに限るようです。 ちなみに彼女はお葬式から持ち帰ってきた物までレポートしてくれたよ。 富山は新潟よりの彼女住んでいるあたりではでは、お葬式に行くとたくさんのお菓子をいただくらしい。 お菓子といっても高級なものではなくて、ジュースやスーパーで売っているようなお菓子や果物が袋に入っているもので、さらにそれにおまんじゅうがつくらしいのだが、その袋を1人に1袋は確実にくれるらしいので、お葬式があるとお菓子の宝庫になってしまうそうだ。 ちなみに北海道では、その場で海苔だのお茶だのという香典返しをいただいて帰ってきてオシマイ。 このような点から見ると、日本列島は小さいように見えて、実は大変広かったのです。「日本では」と一括りにできないような不可思議な風習が現在でも各地に残っているのでした。 ちなみに、 家長(父の父)がやってくるまで食事を目の前に一時間半も待たされ、家長より早くお風呂に入る権利をやっとの思いで手に入れた友人は、そんな富山からの脱出を企てている真っ最中。 電気スタンドが壊れたので、先日購入したもの。 とても690円とは思えない光を放っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.06 22:59:34
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