湿度は少々高いものの、ここ2～3日かなり過ごしやすい日が続いています。

6月も今週で終わり。
これからはいよいよ、夕食を作るのが拷問に思えてくる夏本番がやってくる。

作るのだけじゃない。
買い物に行くのだって一苦労なんだぜ。

毎日何を食べようか（食べさせようか）、普段は悩みなき私も夏場は悩むんだよ。

だからといって、そうめんあたりで簡単に済ませては体が持ちませぬ。

2年前だったか3年前だったか、特に暑い日が続いた時に口内炎になったことがありました。私は長いこと口内炎には縁のない暮らしをしていたので驚いたよ。冬場で風邪でもひいたならわかるけど、何でこんな季節に？

きっと、
大量の汗と共に体の中から何かが流れ出てしまったのでしょう。

尋常ではないくらい汗をかいたからね。
私の人生の中でもっとも汗をかいた時だったんだよ、あの時は。

冬場は風邪に負けないようにしっかり食べなければいけないけど、東京の夏に負けないようにするためにもしっかり食べねばいけんのです。

何度かそんな夏を過ごしているうちに、私なりの夏の過ごし方ができてきた。

夏の夕食のテーマは、

「お弁当」。

お弁当は、
冷めてもそれなりにおいしいからね。

これだと、我が家のように夕食をとるのに時間差があっても大丈夫。冷蔵庫に保存するのもいいが、エアコンの利いている室内ならしばらく放っておいても大丈夫だし、常温で食べるおいしさのオカズというのもあるではないか。それはまさにお弁当。

お弁当は、
食材がいたんだりしないようしっかりした味付けをするからね。

多少濃い味付けをしても、汗がダラダラ流れてからだの塩分が不足するこの季節にはちょうどいいではありませんか。

お弁当は、
一旦作って台所を片付けたら、洗うのはお弁当箱だけでいいからね。

一旦食事の支度をしたら、それ以降は火を使いたくないからこれならぴったりだ。

だから我が家の夏の食卓には、



野菜の肉巻きなどという、
まさにお弁当メニューが多く登場するんだよ。

大して手間がかからないのに、思い切り手間がかかっているように見えるところもポイントです。
巻いて焼いてお醤油とお酒で味付け。
それだけ。

巻くのなんか大したことないのよ。
野菜を用意したら、ヘイヘイヘイ♪と勢いに乗ってくるくる巻けばいいだけの話。

ま、これは食べさせる人がいるからやるわけであって、一人だったら切って炒めてオシマイにしてしまうのだけど。

ビジュアル的にも楽しいし、、
「私ってこんな猛暑の中、こんなに手をかけたのよ～」
と健気な妻をアピールできるところもいい。

夏はこの手のオカズを一気に作って、
その後は一気に片付けて、台所をクローズ。
遅く帰ってきた誰かさんが食べた後に洗うのは食器のみ。
シャワーを浴びたあとはは、汗をかくような行動は一切避けたいところですからな。

一応温帯ではあるけれど、半分亜熱帯に足を突っ込んでいるのではないかと思われる地域に住む主婦は、余計な汗は一切かかないよう、考えて生きていかねばならないのです。

普段はボケッとすごしているのだが、夏は結構アタマを使うんだよ。

ちなみに我が家では本物のお弁当は作りません。

だって、
サラリーマンのお昼の楽しみを奪っちゃいけないし、みんなで連れ立って食べに行くことも多いし、お客さんが来てご一緒するかもしれない。

だからお弁当を持たせると逆にイジワルになっちゃうのだ。

しかしこの表情、どこかで見たことがある。



おさるさん。

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