あっ、なんということだ。

私は

「ちびたせっけん」

と入力したはずだったのだが。

疲れているのかな。

おまけに画像まで。

いけない、仕切りなおしだ。

「ちびたせっけん」



液体が主流になった世の中ですが、
私は固形せっけんも大好きで洗面所にもお風呂にも欠かしたことがなく、台所には洗剤のほかにフキン洗い用のせっけんも常備しています。

ちなみに私の顔は、

フキン洗いのせっけんだろうと、
洗顔用のせっけんだろうと、
牛乳石鹸だろうと、

どんな石鹸で洗っても平気なの。
特別な洗顔料などいらないの。

どこでだって生きていける。

いつもそこらへんにあるせっけんで顔を洗って、
自分で調合した化粧水をパシャパシャやっておしまいです。
若い頃はそれなりにおカネもかけてみたのですが、
かけてもかけなくても大した変わりがないことに気づき、
さらには歳と共にシンプル（といえば聞こえはいい）になっていくという恐ろしい道を邁進して行っているのです。

※よい子の30女はキケンですから真似をしないように。

さてさて、
せっけんは使っていくうちに小さくなるもの。

このちびたせっけん。
新しいせっけんにくっつけて使うという方法が一番メジャーかと思われますが、小さく砕けてしまうとこれがくっつけにくくなり、そのうち砕けた破片がどこかへ転がって溶けてしまうという悲しい末路をたどることになってしまいます。

主婦のワタクシはそのようなことにならぬよう、小さくなってきたせっけんには細心の注意を払って使うのですが、やはり物によっては砕けやすいものもあり悔しい思いをすることもしばしば。

そんなちびたせっけんの末路を憂いていたある日のこと。

私は100円ショップでそれはよいものに出会いました。



上半分がナイロンのネット、
下半分がパイル地でできた袋。

これは使えるかもしれない。
早速購入し、ちびたせっけんを入れてみました。

水をつけてモミモミするとよく泡立ちます。

おお、これは、
フロ掃除をするのにもってこいではありませんか。

簡単に泡立ち、
手によくなじみ、
凸凹にフィットするのでスポンジよりも使いやすい。

くしゃっと握り締めて、
鏡から浴槽から棚からなぞるだけでキレイになります。
使用後は洗って絞ってどこかに引っ掛けておけばカビる心配もない。

我が家のフロ掃除は以前に紹介した



このブラシとこのちびたせっけんの入った袋で6月末現在もカビ知らずのまま。

戦力外通告をされたちびたせっけん達も、
自分の力を最後まで発揮することができてそれは嬉しそうです。
第二の職場で持てる力を発揮し、そして静かに消えてゆくその姿を見て私もまた嬉しく思うのでした。

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