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カテゴリ:お出かけ
お休みの本日、
我々ヲタ夫婦は 東武鉄道が誇るこの二大特急に乗って遊んできたのでした。 このイラストは 駅の乗車位置にはめ込まれているもの。 本物は、 こちらと、 こちら。 まずはスペーシアに乗って日光を目指した私達ですが、 今回の目的は日光を見て「ケッコー」と言うわけではなく、 そこからまたマイクロバスのような日光市営バスに揺られること約40分。たどり着いたのが、 わたらせ渓谷鉄道という、 群馬県桐生市と栃木県日光市との間を走る鉄道の終点・間藤(まとう)。 現在は合併して日光市となったのですが、 以前は足尾町という銅山で有名な町でした。 イタイイタイ病や水俣病などという公害問題で確か小学校か中学校の教科書にも取り上げられていたので御存知の方も多いでしょう。 銅山は1973年に閉山になったものの、 鉱毒ガスなどの影響により禿山となってしまった山が元に戻るにはかなりの月日を要することがうかがえます。 ようやく生えてきたかのような、 細々とした木々がそれを物語っているからね。 さて、 その間藤駅ですが、 故宮脇俊三さんという、 鉄道紀行の作家が旧国鉄全線2万キロを完乗した際、 最後に降り立った駅がこの駅だったのでした。 私も夫も、 この宮脇さんの淡々としながらも愛情いっぱいに鉄道のことを書いている文章が好きで、それぞれの本を持ち寄って結婚した結果、我が家には宮脇さんの本が2冊ずつとなってしまったのでした。ま、ヲタ同士の結婚だったわけですね。 そのようなわけで、 ちょいとばかし感慨深かったわけですよ。 しかし、この駅ですが、 台風の影響なのか、 いつものことなのかはわからないけれど、 線路脇に小川が流れているじゃないのよ。 そのうち侵食されてしまうんじゃなかろか。 終点・間藤駅から線路に沿っていくつかの駅を歩いてみたのですが、 昭和のままで時が止まったような佇まいの素敵なこと。 町の人々に愛されている様子もよくわかります。 切符は今や珍しい鋏の入った硬券。 わたらせ渓谷鉄道は渡良瀬川に沿って走っており、 文字通り渓谷を堪能できる路線。 時にはサービス徐行までして人々を楽しませてくれます。 台風の置き土産の暑さが戻ってきた土曜日。 たった一両の列車は大賑わいでございました。 本日の葛飾区の最低気温 26℃ 本日の葛飾区の最高気温 32℃ ~お知らせ~ マリコベ本家の編集作業のため、 明日と明後日の日刊マリコベは休刊とさせていただきます。 次の更新は9月11日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.09 00:22:26
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