かつてこんなに捜査が難航した「大使館をめぐる旅」はありませんでした。

このたびは新宿区と世田谷区にある大使館を訪ね歩いたのですが、
1日で回ろうと思うと徒歩では不可能な距離に点在しているので困った困った。

もしかしたらバスがあるかもしれないので、振り出しだけを決めてあとは行き当たりばったりでめぐることにしてみました。では行ってみましょう。

※　捜査は先週の土曜に行われたものです。

まずは新宿から始めることにして、地下鉄都営新宿線の曙橋駅下車。




パラオ共和国大使館（新宿区片町）

私は太平洋諸国は得意ではなくてねぇ。パラオといわれても「南の島？」としか言えんのです。
インドネシアの上の辺りだったのか。

四谷を経由して徒歩で移動。


マーシャル諸島共和国大使館（新宿区南元町）

ここも太平洋諸国。これまた難しいところにある国なのよ。
大使館の表示が出ていなかったのだけれど、確かにこの建物の中なんだよ。
1階にあるはずなんだよ。教えてくれよ。

信濃町駅からＪＲで新宿へ移動。
新宿でオバＱ小田急に乗り換えて下北沢駅下車。




アンゴラ共和国大使館（世田谷区代沢）

住宅街にばばーんと出現した大きな大使館。いや、立派ですなー。
「アンゴラ」と聞くとうさぎを思い浮かべてしまうのだが、全然関係ないのだとさ。
ちなみにうさちゃんの方のスペルは「Angora」、アフリカの国は「Angola」です。

徒歩で移動＋バスで移動。




カメルーン共和国大使館（世田谷区野沢）

カメルーンというと、日韓共催のワールドカップの際のキャンプ地･大分県中津江村を思い出す方も多いでしょう。もう村を挙げての大騒ぎで「カルメーン」なんて呼ばれたりして微笑ましかったよ。
しかし、このポールの位置は何とかなりませんかね。

バスで元来た道を戻り、途中で乗り換え。




タンザニア連合共和国大使館（世田谷区上用賀）

タンザニアハウスだって、カッコイイねぇ。
そういえば最近「タンザニア」という目にしたなと考えていたら「コーヒーをめぐる旅」のキリマンジャロの項に出てたじゃないの。そう、キリマンジャロ山ある国がタンザニアなんだよ。

バスで移動。




ネパール大使館（世田谷区等々力）

なんだか「お父さんが頑張って25年ローンで購入した家」という感じがいいですね。

今回はネパール大使館を訪ねたところで暗くなってきたので断念。

今回は公共交通機関を使って訪ね歩くという珍しい旅になりましたね。計画の段階ではうまく繋がるかどうかわからなくて奥の手・タクシーを使うことになるか危惧したのですが、なんとかうまく繋がりました。

「ハテ、この先どうすっぺ？」となった時、バス停を見つけてちょうどいいバスを探したり、「ああっ、○○行きのバスがある～～」と見つけて狂喜乱舞したり。

今回は大使館がメインというよりも、
「いかに公共交通機関を使ってたどり着くか」の方がメインになってしまったようだ。