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2007.12.08
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カテゴリ:お出かけ
みなさま、お久しゅうございます。

タイトルを見ているかぎりでは、
一週間いかしゅうまいを食べて唐津焼を見て遊んでいたようで何とも楽しげですが、私は夫をおいて

tokyo.jpg

11月30日に新幹線で東京を出発し、

大阪では一仕事終えてから

osaka.jpg

ピサの斜塔のようなホテルに泊まり、

kochi1.jpg

翌朝伊丹空港からプロペラ機でブルブルと高知へ飛んで、

kochi.jpg

翌朝高知から福岡へ飛んで、そのままJR博多駅まで移動して特急に飛び乗り大分県・中津市まで移動して一仕事してからまた特急に飛び乗り福岡まで戻り、

福岡のホテルにしばらく住んで、

大分県・日田市に移動して一泊して、
翌朝福岡へ戻り、

hukuoka.jpg

福岡空港から東京へ帰ってくるという、長~い出張に出ていたのでした。

たまたま福岡滞在中に1日お休みがあったので、これ幸いとばかりに出かけてきたのが佐賀の唐津だったのです。福岡からだと焼物の産地へ近いので有田リルレロとか伊万里ルレロになるのもどうかと考えたのですが、私のテイストからすると断然唐津焼だとばかりに専門の勉強と平行して秘密裏に唐津の勉強も進めていたのでした。

唐津の勉強を進めているうちに私は唐津は呼子(よぶこ)の名産の「いかしゅうまい」にブチ当たったのですが、何とこの「いかしゅうまい」というヤツ、以前にビールのコマーシャルで大いに私を魅了した憧れの食べ物だったのです。(「いかしゅうまい」がどんなものか見てみたい方はこちらを)

あの時憧れたあれは唐津の名産だったのか。
「これは大変だ」と急遽我が家の一角に「唐津対策本部」を設置して、呼子へ行ったことのある夫といかに今回の休みを有意義に活用するか大真面目に検討したのでした。

せっかくの機会なので呼子まで行くべきか?
いや、いかしゅうまいは唐津でも食べられるので、そんな時間があったら唐津焼を見て回る時間に充てた方が良い・・・等。

さて、
私はいよいよその日を迎えたのだが、よりによって九州で最も寒い日となってしまいました。
旅の最中だったのでロクな防寒着もなかったので着込めるものはすべて着込み、首に巻ける物はすべてグルグル巻きにして出かけたよ。その姿ジャミラの如し。

唐津へはJRが福岡の地下鉄に乗り入れているので中心部から乗り換えなしで行けるところが便利です。いや~、玄界灘が見えてきたときにはコーフンしてしまいました。ここを泳いでいるイカの姿が目に浮かぶようだったよ。おいしいいかしゅうまいになるために楽しく暮らすんだ、イカちゃんたちよ。

玄界灘を眺めながら列車に揺られること約1時間。

karatsu1.jpg

おお、唐津の街ですよ。
焼物とイカの街です。

karatsu2.jpg

唐津駅はドアの取っ手までもが唐津焼なんだよ。

ひたすら焼物を見て回ってお腹もすいた頃、私はかねてからの計画通り「いかしゅうまい」のあるお店の物色を始め、何軒か見てから地元の人で賑わっているところに目星をつけて入店。決め手は「手造りいかしゅうまい」。

まずはいかしゅうまいを頼んで、次にお鮨を注文。
この直前にスーパーでスーパー調査隊として活動していたので魚介の安さと新鮮さに「これはお鮨も食わんとアカン」などと思ってしまったのでのう~。

さて、小さなせいろで蒸されたいかしゅうまいが運ばれてきました。
真中にチョンと辛子が載っているその姿はまるで菊の花の如く可憐。

アツアツのそれを酢醤油につけて口に入れた途端、
私は大きな間違いを犯したことに気がついたのだ。

こ、これは・・・




瓶ビールなぞ頼んで、あとはひたすら空になったせいろを10個も20個も積んで食べるのが正しい食べ方かもしれません。お鮨なんか頼んじゃいけない。これはひたすら集中すべきものなのだ。ビールのコマーシャルに取り上げていただけのことはあるよ。

冷たいビールとアツアツのいかしゅうまい。

まちごーたわ。

その後でてきたお鮨も確かに美味しかったのだが、私はちょっとばかり心残りだったよ。
次の機会があったならば、私はいかしゅうまいとビールのみを実行するよ。
オヤジと言われようと何しようと構わん。

さて、肝心の唐津焼ですが、
とある素敵な工房で素敵な作品に出会ってしまいました。

今回はかなりの数のものを見て歩いてもなかなかピンと来るものがなかったのですが、
そこに足を踏み入れると少数ながら、古いのに新しいまさに生きているような、今にも使われるのを待っているかのような作品が私を待っていたのでした。

そこの奥様が作品を置いている棚を掃除している最中に訪れたのですが、それは子供の如く生み出された大切にされているのがよくわかる光景でした。

しばらくウロウロ見せてもらっているとお茶を淹れてくださったのですが、
置いてある作品を実際に手に取ってみたり口につけてみたりすると土の温かさがよくわかるもんです。

私はすっかりやられてしまいましたよ。

jug1.jpg

今回私がもって帰ったもの。
それは例のごとくミルクピッチャー。

jug2.jpg

今朝早速使ってみました。
今日は夫が休日出勤で朝早く出かけていったので私だけの簡単な朝食。

jug3.jpg

バタートーストとミルクティー。

よくできた器は国籍が違うものと並べても何の違和感もなく、
あたかも昔からそこにあったかの如く馴染むものなんだねぇ。

紅茶にミルクを入れつつポットに一杯のお茶を飲み干す。
ゆるゆるとした時間が流れる、それはそれは良い朝となりました。






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最終更新日  2007.12.08 18:58:42
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