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カテゴリ:のりもの
舎人と書いて「とねり」と読めるあなたはエライ。
舎人ライナーとは、 東京都荒川区の日暮里-足立区の見沼親水公園間9.7キロを結ぶ、 先月30日に開通したばかりの新都市交通です。 GW前半戦最終日、私達はこの舎人ライナー に沿って歩いて参りました。(乗らないのかよ) このような手頃な距離の路線に沿って歩くのは ・駅が出てくる毎に励みになる ・ゴールがあるので達成感を得られやすい ・嫌になったらいつでもリタイヤできる という利点があるので気軽に臨むことができるといえるでしょう。 私たちがこのように路線に沿って歩くのは ・京王井の頭線(渋谷-吉祥寺)12.7キロ (2006年4月 週刊マリコベ編集長就任前) ・都電荒川線 (早稲田-三ノ輪橋)12.2キロ (2007年3月3日) ・江ノ島電鉄 (鎌倉-藤沢) 10.0キロ (2007年3月10日) ・銚子電鉄 (銚子-外川) 6.4キロ (2007年5月26日) に次いで5番目。 さて、出発は すっかり近代的になってしまった日暮里から。 先ほど述べたように今まで何度か路線に沿って歩いて参りましたが、 線路に道路がきれいに沿っていることはあまりなくて途中で見失ってしまったり大回りをしたりと路線の距離を大幅に上回ることが多く、総延長12キロのところを15キロも歩いたということもしばしばありました。 しかし、舎人ライナーは幹線道路上の高架のため見失うことがなく、歩きやすいところが良いですね。 駅間は比較的距離が短く、あっという間に次の駅がでてくるところが「終点へ向かうぞ」という気持ちを盛り立ててくれます。 日暮里 西日暮里 赤土小学校前 熊野前 足立小台 扇大橋 高野 江北 西新井大師西 谷在家 舎人公園 幹線道路沿いということもあり交通量が多く、排ガスで肺を真っ黒にしながら歩くことが果たして健康に良いのかどうかはわかりませんが、私は週刊マリコベ編集長。道路がある限り歩くのだ。 あっという間に11の駅を制覇し、残りは2つ。 怪しげなバス停を通り過ぎ(ちなみに1号から10号は見当たりませんでした) 空気の読めないビルをも通り過ぎ、 舎人、そして終点である見沼親水公園へ出発してから3時間弱で到着。(昼食時間含む) 親水公園の名の通り、水と親しめる場所があるのですが、あまり親しみすぎると水難事故の恐れがあるので気をつけましょう。 レールはここで見事にブッちぎれております。 ここから少し先はもう 埼玉県草加市。 県境というと大抵峠や川が境になっていることが多いのですが、 唐突に境があるここは極めて珍しいのではないかと思われます。 島国ニッポンに生まれ育った私は国境のようないわゆる「ボーダー」に過剰に反応してしまうところがあり、 この珍しいボーダーをちょっと調べてみようと住宅地へと潜入。 この写真の道路を隔てて右側は東京都足立区舎人、左側は埼玉県草加市遊馬町となっています。 お向かいさんなのに町内会どころか住所が大きく違ってしまうのが何とも面白いところ。 車のナンバーも足立ナンバーと春日部ナンバーとに分かれています。 さて、気を取り直していよいよ舎人ライナー初乗車です。 無人の新交通システムゆえ先頭が乗客に解放されているのがいいところ。 ここは何本か見送ってまで先頭の座席を確保して乗る価値が十分にあるというものです。 しかし、先頭を狙っている人々の多いこと。 ワタクシ編集長は争奪戦に敗れたので一番後ろの座席にしましたが、これでもなかなかのものでした。十分です。 何と眺めが良いのでしょう。 この路線のハイライトは何と言っても荒川を越えるところ。 かなり高いところを通るのでちょっとした空中散歩の気分です。(足立小台駅付近) しかし自ら歩いてきた見覚えのある道を一気に戻るのは快感よ。(20分) この眺めの良さはただ乗って帰ってくるだけでも十分に価値があります。 しかし、先頭の座席を確保したいがために終点で降りずにそのまま座席を移動してまた乗って帰るのだけは絶対にやめましょう。 一旦下車してまた並び替えてください。私は昨日2回もそのような人々を目撃しました。(しかも子連れの大人だよ) 多分開通以来トラブルもかなり出たことと思われます。 マナーを守って楽しい空中散歩を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.01 15:27:03
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