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ポカポカ家族&心理のお仕事 働くママにできること

ポカポカ家族&心理のお仕事 働くママにできること

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Aug 5, 2008
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カテゴリ:仕事について
今日も仕事から帰ってきました。
定時に仕事を終えることがほとんどなので、19時ごろには家に着きます。
残業がないので、その部分は嬉しいです。
(民間ではない分、締め付けが厳しい部分もあるのですが)

仕事の話を詳しく掲載することはできないのですが。

私は、だいたい1日に、2~3組の親子と接する仕事です。
心理検査(主に発達検査)の必要のあるお子さんに検査を実施し、
学校や家庭での対応など今後の方向性をお話する仕事です。
1組が1時間半ぐらいかかるので、午前に2ケース、午後1ケースといった日程が多いです。

子ども1人に対し、心理士が2名つきます。
1人が検査者としてテストを実施し、もう一人がその検査内容の採点だったり、
行動観察をしたりします。

私がこの仕事に就いて良かったことは、
何よりも膨大なケースを見て、捌くことができるので
“目が育つ”んですよね。
発達という分野に身を置いている心理士として、
子どもの何を見て、何に気がついたらよいのか、また推測されることは何か。
そういう「視点」が自然と身についてきます。

知能の詳しい分析は、1時間かけてテストを取りながら見ていく訳ですが。
(概念理解や言語発達、知覚統合や聴覚・視覚記憶、微細運動、形態認知…など)
その子の診断されているであろう、もしくは今後診断されるであろう
代表的な発達の障害名は分かるようになります。
自閉症(Autism)やダウン症、知的障害、アスペルガー障害(Asperger)、ADHD、LDなどです。
“ああ、このお子さんは、軽度の知的障害とダウン症だな”とか
“この子はアスペルガーとADHDの合併だな”といった具合にです。

その上で、心理検査のスコアを見て
個別分析をしていきます。
このような障害を持ったこの子は、機能として何が難しく、何であれば可能なのだろうと
見ていきます。
そして親御さんの希望を聞いてから、今後についての判断をお伝えします。

そういった仕事をやっています。

さて、私の仕事の中には、検査が終わったばかりの子供と
親御さんの話を待つ間、いっしょに遊ぶという仕事もあります。
検査室の隣には、たくさんのオモチャを置いた小さなスペースがあって、
検査で疲れた子どもたちは、たくさんのオモチャで遊んで
リフレッシュして帰ることになります。

今まで、子どもと遊ぶのが得意と感じたこともなかったですが
数をこなすうちに、適応とでも言うのか
子どもと遊ぶことが好きになりました。
最近では、子どもの障害のレベルに合わせて遊び分けることが出来てきました。

障害を持った子供にとって、
自分の理解できるもの、把握できるものを使って、ストレスなく気持ちよく遊ぶことが
良いようです。
私たちが、まったく知らない外国のボードゲームや、ルールのわからないカードゲームで
遊ぶときと同様です。
分からないと面白くないし、かえって不安です。
知りたい!新しいことに挑戦したい!と意欲がある時なら良いのですが、
子どもたちにとって、少しでも安心できる遊びの時間を提供できればと思っています。

話は変わって、先日の花火大会のとき、
子供たちがたくさんいて、花火に集中できなかったお話を載せました。
その日、少し彼を惚れ直すことが出来ました
うまく、遊んであげてるんですよね。
子どもたちにも人気で、なんとなく誇らしかったのを覚えています。
あんな風に「うまく」遊んで、「うまく」怒ってくれるパパになってくれるといいなと思いました。








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Last updated  Aug 5, 2008 08:46:17 PM
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