涼(木村拓哉)のポケットに入っていた堂島完三(明石家さんま)あての手紙…。
『堂島完三様
あんたと会うと、もうちょっとこの世で遊んでもいいかなって気がして
決心が揺らぐような気がするから、手紙で…失礼。
三田の女子大生も、西原美羽も、柏木小百合も、あんたの思う通り、俺がやった。
俺は小さい頃から人の愛とか、大人になってからも男女の恋とか、
そういうの一切お手上げだった。
だから人をだまして、その心をテトリスのバーみたいに都合のいい所に落として、遊んだ。
人が死んでも、あんまり悲しくなかった。
壊れたオモチャみたいに、そんなことを繰り返した。
でも、あんたの妹に会って、変わった。
初めて人を好きになった。
嬉しかった。
悲しかった。
苦しかった。
恋しかった。
愛しかった。
だから彼女が俺の妹だと知ったときは、さすがに参った。
あんた、優子を俺に返すようなこと言ったけど、優子は、あんたの妹だよ。
あんた、よく俺のこと悪魔って言ってたけど、
今、やっと人間になれたような気がしてる。
…遅すぎたけど。
最後に、優子を引き取って、今まで育ててくれたあんたに、心から感謝します。
本当にありがとう。
沢田省吾』
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