カテゴリ:。。。にゃんこの独り言。。。
あれは先週のことかな。 そうね、確かあたしが「胃腸風邪」でダウンしてた時だから。 家の近くに救急指定があるんだけど、 そこの地下から小火が出たのよ。 そのは、あたしもお世話になったことがあるわ。 ウィルスがお腹に入って大変な目にあった時、 夜中に駆け込んだこともあるし、 中学の時、盲腸で入院したこともあるわ。 そう、忘れもしない盲腸での入院中にも、 小火騒動があったわ…。 早い夕食が終わり、一人ベッドで横になっていたら、 いきなり非常ベルが鳴り出すじゃないッ!! (゚□゚(゚□゚*)ナニッ!! 中学生だったあたしは超ビビってたわ! 少しすると看護婦さんが 「大丈夫だから、出ちゃダメよ」って言って走り去っていった。 (・_・;)_・;)・;);)) 何?何なの? と思っていたら来るじゃないっ!! 消防車がッッ( ̄■ ̄;)!? ベッドで寝てる場合じゃないと思って病室から出ると、 ちょうど隣の病室のおにーさんも廊下に出てきてて、 あたしの顔を見ると、 「嬢ちゃん、オレが様子見てきてやるよ」 と言い残し、階段を駆け上がって行った。 突然のことボーゼンとしながら、 あたしはおにーさんの病室のドアを見つめた。 「トラック野郎」のポスターが貼ってあった。 「あのおにーさんは何で入院してんだろう…」 そんな事を思いながら、おにーさんが戻るのを待っていた。 待っている間にも、外ではパトカーもやってきて大騒ぎになってた。 どのくらい時間が経ったのか憶えてないが、 おにーさんが咳き込んで戻ってきた。 あたしは声も出せず、おにーさんを見つめた。 「上の階は煙がいっぱいだったぞ!嬢ちゃんは行っちゃダメだ。 そう言うと、おにーさんは自分の病室に戻って行った。 仕方ないので、あたしも病室に戻った。 看護婦さんが「もう大丈夫ですよ。」と皆の病室を回り始めた。 子供心にも、 『誰だよっ!寝タバコするやつはっ!!』 とむかっ腹が立った。 そこへ慌てふためいた母親がやって来た。 そりゃそうだろう。 娘が入院してるが小火だもん まぁ、大惨事にもならず無事済んだから良かったけど。 慌てていた母親は何故かエプロンのポケットに 2000円とみかんを一個入れて走ってきたらしい。 だがポケットに残っていたのは、みかん一個だけだった
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