★リトルフラワー★

草なぎ剛　柴咲コウの

『日本沈没』のDVDを観ました。

まず、あたしは泣きました！

この映画のような事が本当に起きるかもしれないと思った。

時代も設定も大きく原作とは変わっているが、

柴咲コウ演ずるハイパーレスキュー隊の阿部玲子は、

神戸の震災で両親と多くの友達を失っているという設定だった。

12年前の阪神大震災。

だから、日本も本当にこうなっちゃうかもと思った。

もし今、後338.54日で日本が沈没してしまうとしたら…。

あたし達はこの映画のように「難民」になるのだろうか。

海外脱出はすべて政府が決める。

本当のことは国民には告げられないまま、

日本とともに沈んでいくかもしれません。

敢えてそれを希望する人達もいました。

草なぎ君演じる小野寺の母親(長山藍子さん)。

小野寺の実家は造り酒屋。

そこで母は父との思い出が残るこの家に残ると言う。

「命よりも大事なことがあるの。
好きだという気持ち。」

この台詞が何故だか心に沁みました。

この言葉を聞いて小野寺は守りたい人たちがいるため、

潜水艇パイロットとして、自ら「わだつみ」に乗り込む。

もう二度と帰ってこれないと分かっていても、

愛する人たちを守るために海に潜っていった。

草なぎ君と柴咲コウが駆け寄って抱き合うシーンで涙ボロボロ。

ここで「Keep Holding U」が流れるのよね。

ますます涙ボロボロになりました。

観てない方にはおすすめします。

劇場で観たら、もっとすごい迫力だったんだろうなと思いました。

ぜひ、観て下さい！

今回の映画では、ほんのワンシーンのためにも
多くの俳優陣が出演されています。

総理役で石坂浩二さん
対策本部の大地真央さん
小野寺の姉役で和久井映美さん
田所博士に豊川悦治さん
小野寺の母親役に長山藍子さん

その他にも、

及川光博さん、福田麻由子、吉田日出子、榎本明、
そして写真だけの出演だったのが、
佐藤江梨子、故・丹波哲郎さんでした。

小道具や空撮、3DCGとか、

細かいところまで見るのも楽しいと思います。