★リトルフラワー★

「悲劇の高炉爆発」

(あらすじ）
　鉄平(木村拓哉)が高炉建設を順調に進める中、鉄平の父で阪神銀行頭取の大介(北大路欣也)は、帝国製鉄所長・和島(矢島健一)らと会談を行う。
　大介たちは、鉄平の高炉建設を阻止するため、作業員の引抜を画策する。そして、大介は大同銀行専務・綿貫(笑福亭鶴瓶)に、阪神銀行との合併を持ち掛ける。
　そんな中、相子(鈴木京香)の思惑に乗せられた二子(相武紗季)は、鉄平のためを思い、総理大臣のおい・和也(猪野学)と見合いを決意する。・・・

突貫工事も順調に進み、高炉完成まで後一ヶ月となった頃、銀平が鉄平を訪ねてきた。

「兄さん、高炉建設必ず成功させて下さいね。」

銀平は、鉄平の高炉建設に自らの人生までも賭けていたに違いない。

誰も父・大介には勝てない、逆らえない。

万俵家から、大介から解放されたい、その望みを銀平を鉄平に託していた。

だが、運命はまたしても鉄平に試練を与えた。

建設中の高炉が爆発してしまった。

泣き崩れる銀平…。

現場に行くと火の手が上がり、多くの怪我人も出ていた。

燃え盛る建物の中で玄さんが鉄平に叫ぶ。

「若ーー！こんなもんで高炉建設諦めたらあかんでぇ！！
　大丈夫や！ここはわいに任しときッ！」

崩壊する建物とともに玄さんは帰らぬ人になってしまった。

この火災で阪神特殊製鋼は作業停止を命じられた。

鉄平の会社の存続のために二子は四々彦(成宮寛貴)と分かれて和也との結婚を決意する。

そして今回、芙佐子(稲森いずみ)の出生の秘密が明らかになった。

芙佐子は、つる乃家の女将(多岐川裕美)と万俵敬介の子供だった。

入院していた女将は手術の前に鉄平宛の手紙を芙佐子に託しこの世を去った。

鉄平のもとをたずねた芙佐子は、鉄平に女将からの手紙を渡した。

早苗(長谷川京子)、芙佐子の前で手紙を読みはじめる鉄平。

その手紙には、芙佐子の出生のことと、敬介が鉄平に伝えたいという言葉が綴られていた。

何故なら、鉄平の本当の父親は…。

「Desperado」→http://www.youtube.com/watch?v=NLOEyusQMxw

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今回の展開から鉄平の父親は敬介ということになってしまうのだが、はたして本当なのかどうか。

大介の鉄平に対する感情は、もはや親子ではなく嫉妬と憎しみにしか思えません。

ただ、大介も大介なりに相当苦悩の日々を送ってきたのでしょうね。

そして大介から開放されたい銀平はどうなるのでしょう。

残りあと３話です。

　　　
「華麗なる一族」オリジナルサウンドトラック