★リトルフラワー★

2011年も残り1時間半切りました。

今年はいろんな事がありました。

忘れてならないのは、3.11の東日本大震災です。
当時、あたしは自分の部屋に居て、急にめまいのような感覚に襲われ、どうしたんだろうと思っていたら、ガタガタと音を立て揺れ始め、初めて地震だと気づきました。

幸い、あたしの住んでいるところは被害も無く、みんな無事でしたが、
時が経つにつれテレビで流れる映像を観て愕然としました。

それはあたしが生きてきた中で「フィクションの世界」でしか観たことのない光景だったからです。
こんなことが、こんな酷いことが東北で起こっているなんて信じられなかったし、
「どうして、こんなことが！」と胸が痛くて仕方ありませんでした。

暫くすると、世界中の人たちが日本のために祈りを捧げてくれていることを知りました。

台湾の人たち、世界の有名人たち。
特に親日家で知られるレディー・ガガがすぐに日本のためのチャリティーサイトを立ち上げてくれました。

そして、あたしの大好きなSMAPの5人も「今、僕たちにできることは何だろう」と、
番組から呼び掛けてくれました。

中居くんはこう言っていました。
「今、頑張ってる人たちがいるんだ。批判なら後でいい。そんなの2の次、3の次。」
「偽善と言われてもいい。今やれることをやりたい。」
「(人の善意を利用した)詐欺なんてやめない？何でやるのかな。」

この言葉通り、中居くんは何回も被災地を訪れている。

SMAP5人もテレビとか関係なく被災地を訪れ、今の自分たちにできることをやっていた。

あたしも自分にできる範囲で何かやろうと思い、義援金を送ったり、募金したり、節電したり、少しでも被災地の人たちに笑顔が戻るようにと祈りを込めてやっています。

「無関心になることが一番の悪だと思う」この言葉は浮かびました。

この言葉は松山ケンイチさんが映画「L」公開前にインタビューで答えていた言葉です。

そうなんです。
月日が流れると「無関心」になってしまうことが一番怖いのです。

そんな中、SMAPだけは自分の番組で毎回義援金のお願いをしています。
もちろん今もそれは続けられています。

今年の漢字が「絆」でした。

日本が一つになって、いろんな人との「絆」を再確認したり、新たに作ったり、
そうすることで、被災地の復興の手助けにもなるんじゃないかと思いました。

1人の力は小さいです。
でも多くの同じ思いを持った人たちが集まれば、それは大きな力になり、
情熱と前を見る勇気をくれると思います。

あたしには、その中心にSMAPが居るような気がしてならないんです。

SMAPが居てくれる限り、きっとみんな笑顔を取り戻せる。

始まりがどんなにどしゃ降りでも、いつかきっと晴れる日がくる。

どんなに遠く離れていても、あなたのことを思っている人が必ずいます。

あなたから勇気や元気を貰っている人もいます。

あたしも被災地の人達の頑張ってる姿を見て、自分もがんばらなきゃ、と元気をもらいました。
大好きなSMAPからもいっぱい元気をもらいました。

そして、あたしのことを思ってくれる全ての人から、いろんな思いをいっぱい頂きました。

本当にありがとう。

2011年は雨降りだったかもしれない。
でも2012年は少しでも晴れますように。

みんな笑顔いっぱいの年になりますように。


2012年がいい年になりますように。祈りを込めて。

『ありがとう』