辞めた職場の飲み会に参加した。
世界のごちそう パレルモ という店だった。
料理は、生春巻き、サラダ、カレー味のひき肉のパイ包み、えびの炒め物、チキンステーキ、ほうれん草のなんと牛肉のカレー、デザートはココナツプリンだった…と思う(;^_^A
どれもおいしく、おなかいっぱい。そんな私は、はじめからズブロッカロックで飛ばし、白ワイン2本を2~3人(ほとんど2人)で空け、とどめに泡盛ロック、自家製ジンジャーエールを呑んだ。
愉快だった。こんなに愉快になったことはかつてなかった。
帰り駅でトイレに入ったのだが、トイレには先客がいた。ゴキブリである。だが、そのとき、私のほうが強気だった。恐竜がいた時代から形を変えず存在しているという偉大な生物を、ここ最近現れた人間、しかも23年程度しか生きていない小娘にあしらわれたのである!!普段の私ならギャース!!と叫びながら殺生したに違いない。かまってやることもなく、その存在感で追いやった上に、追いやられた方向では逃げ切れずそこにいるしかない羽目にゴキを合わせ、ことを済ませた私は千鳥足でホームへ向かった。そして、ちゃんとタクシーも呼べたし、無事家に着き、そのままベッドへダイブしたのであった。