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『反社会学講座』(イーストプレス)読了。
社会学者の主張やそれに便乗してマスコミとかが言ってる事などに関して 社会学の手法で社会学をぶった斬ってるナイスな本です。 たとえば、少年犯罪は増加の一途であるかのように報道されてたりするじゃないですか、でもこの本によると実際は全然ちがうものだったりするわけですよ。 統計とかで人をだますのは割りと簡単なんですね。でも、ちゃんと調べたりすると簡単に暴かれてしまうものでもあるようです。私は騙されやすいので困りものです。 しかし、この本の著者であるパオロ・マッツァリーノ氏はそんな事をメインに主張したいわけでもないようです。 この本の面白いところは近年の社会問題(ひきこもりとか少年犯罪とか)などをテーマにしてはいますがそれに関しての資料や統計の引用の仕方(捏造とかじゃないですよ)、問題の切り口、料理の仕方などはかなり考えられていると思います。 ただ、それ以上に文章がすごく面白いです。 本人曰く、統計漫談だそうで・・・。 電車で読んでると大変なことになります。 本当にこの人イタリア人なのか疑問です。 興味がある方はこちらへ↓ スタンダード 反社会学講座 騙されたと思って、一読をおすすめします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 29, 2005 09:25:22 PM
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