家族全員で「キャンプ」に行ってきた。うちの場合、テントを張ったりする根性がないので、キャンプもどき(^^;)。

　山の上の小さなロッジを借りて、寝るのはそこで。キャンプ用として特別に持っているのはガスバーナーと、折りたたみ式のテーブルセットくらいで、あとはいつも家で使っているものを積み込んで（普通の車なので、狭い狭い(^^;)　出発。
　しかも場所は車で２時間くらいの近場の山。すぐ着く(^^;)
　
　そこへ行くのはもう４度目。他のところへ行こうと思ってあちこちのキャンプ場を当たってはみるんだけど、のんびりわが家が動き始める頃には、もうすでに予約で一杯。結局、あまり人気のないその場所に落ち着くのである…。

　人気がなくていつでも空いている、とはいえ、景色もいいし、涼しいし、静かだし、気に入っている。そのうえ、宿泊代が５人で６０００円。買い込んだ食料を入れても、１万円くらいなもの。今どき外食してもそのくらい飛んでいくのだから、すっごーい安上がりで一泊二日楽しめてもうけもの(^^)
　
　高校生になった長男がいつまでついてくるかな、と思いつつ、お父さんと２人で重たい荷物を運んだり、ガスバーナーの見張り番をしたり、ちゃんと活躍しているのがうれしい。お皿洗いも、めずらしく長男が指揮してこども３人で流れ作業。いつもは寝ているかゲームをしているかどっちかみたいな子だけど、ヒマだとするのね～。
　
　山歩きをしたり、バッタやトンボを追いかけたり、夜は花火やトランプ、次の日も早起きして山登り。

　テレビも何もないロッジの一部屋に家族全員集まっていると、昔はきっとこういう生活だったのね～と思う。一人一人がテレビやゲームやパソコンにかじりつくのではなくて、家族全員で夜を過ごしていたのだろうなあ。不便で大変だっただろうけど。
　わざわざ不便で大変なことをレジャーでやりに行く今の生活は幸せなのかどうか…だけど、夏休みの楽しい思い出ができた。