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テーマ:小学生ママの日記(28638)
カテゴリ:教育に思うこと
長崎の小六事件について、佐世保市教育委員会が報告書をまとめたと新聞に載っていた。
「児童の間のやりとりがメールや交換日記でも行われており、学校がその実態を把握しづらい状況となっているが、家庭との連携を密にして、児童の全体像を理解することなどを今後の目標としている。」だそうだ。 それだけなので具体的にどういう意味かはわからないのだけど、これだけ読むと、何だか、家庭で子どものメールや交換日記をチェックして学校に報告したほうがいいみたいな感じがして、いやだな~と思ってしまった。 そういう意味じゃないのかもしれないけど、多くの親が不安のあまり子どもの日記やなんかをチェックしてしまいそうな気がする。 …というより、子どもの日記をチェックしたいという誘惑に駆られる自分を「これは子どものため」なんて正当化してしまうというか…。 うちの子はメールはしないけど、友達と手紙やメモの交換はしているみたいだし、日記も書いている。私としては、読んでみたい。読んでみたいけど、それはいけないと思って我慢している。 だって、私も子どもの時、交換日記も自分の日記も書いていたけど、絶対、親になんて読んでほしくなかったし、親も隠れて読んだりはしないだろうと信頼していたもの。 小学生といっても高学年にもなれば、立派にプライバシーがあると思う。心の中にずかずか入ってきてほしくないだろうと思う。 親や先生が子どものすべてを知ろうとすること、すべてを知らなければいけないと思うこと、すべてを知ってるなんて思いこむこと、そんなのって怖い。 子どものすべてを知ろうとやっきになるより、子どもが話したいときいつでも話ができる親、困ったこと、悩んでいることを相談してもらえるような親になれるように努力したい。 「この親にだけは話したくない」じゃなくて、 「この親にだけは話しておこう」と思われる親になりたい…けど、それって案外難しい。 たぶん、たいていの親は「この親にだけは話したくない」と思われる親じゃないかなあ(^^;) すぐ教訓を垂れたり、意見を押しつけたり、頼まれてもないのにアドバイスしたり…しちゃうもんね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.27 07:47:40
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