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卒業式を前に、PTA活動で奉仕作業をしてくれた。
窓ふきと、遊戯室のワックスかけ。ありがたいことである。 その間、子どもたちは、隣の小学校の図書室で、1時間ほど過ごさせてもらうことになっている。 年少組の子たちは初めてなので、どきどきわくわく。 小学校のお兄さんお姉さんのお勉強のじゃまをしないように、静か~に3階の図書室に向かう。 司書の先生は、4月に赴任されたばかりのピカビカの新人。大学出たての若いお姉さんだ。 してくださいと頼んでいたわけではないけれど、絵本の読み聞かせをしてくださった。 しかし、その絵本、けっこう対象年齢の高い絵本で、一年生向きって感じ。 あの~、3歳もいるんですけど~。 言葉も難しいし、話の展開は複雑。3歳ちゃんにはわっかんな~い(^^;) でも、「小学校の先生」という珍しさも手伝ってか、3歳ちゃんたちは、わけわかんないながら、神妙な顔で聞いていたのであった。 読み聞かせが終わった後は、絵本やら図鑑やら、迷路の本やら、好きな本を出して来ては見せてもらい、楽しい時間を過ごした。 3歳でも楽しめるような絵本もたくさんある図書室なのに、司書の先生がどうしてあの難しげな本を読んでくれたのかはなぞだが…(^^;) 幼稚園に帰る道々、他の先生との会話。 「あの絵本、難しかったよね~。」 「年少さんは全然わかってなかったね。」 「ほとんど忍耐の世界だったわ。」 「でも、忍耐ができるようになったってことは、成長したっていうことよね~。」 「そうよね~!」 つまんないからといって逃げ出したり騒いだりせず、「人の話を聞こう」という気持ちが育っているということがわかったのは収穫だったかな。 へんな機会ではあったが(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.11 07:32:10
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