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カテゴリ:教育に思うこと
アドラー心理学の勉強会に行った。
「共同体感覚」のお話だった。「共同体感覚」というのはアドラー心理学の重要なキーワードなんだけど、言葉では説明できないものらしい。 「自己受容」+「基本的信頼感」+「貢献感」を条件とする感覚で…説明はできないんだけど、とにかくそういう感覚をもって生きていくようになることがアドラー心理学では目標とされている。 「私は私のことが好きだ」「人々は私の仲間だ」「私は人の役に立つことができる」 そう思って生きていくこと。私もそんなふうに生きていきたいと思う で、それをどのようにしたら育成することができるか。 答えは「Live it」 それを生きてみせること。 アドラー心理学に限らず、大人が「生きてみせること」って大切だと思う。 今の世の中、あまりにもこれが欠けているんじゃないかな。 幼稚園の登園時間も提出物の期限も守れないのに、「決まりを守りなさい」なんて言ってる人。PTA役員を逃げ回っているくせに「何でも進んで積極的にしなさい」なんて言う人。参観日に大声でおしゃべりしてるくせに、「先生のお話をよく聞きなさい」なんていう人。陰で人の悪口ばかり言っているくせに「誰とでも仲良くしなさい」なんて言う人。携帯電話しながら子どもを幼稚園に連れてきといて「ちゃんとあいさつしなさい」なんて言う人。 それで子どもがちゃんと学ぶわけないじゃない。 いくら口で立派なことを言っても、生きて見せなくちゃ、子どもは学ばないよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.03 10:34:46
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