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今日は親子遠足。さわやかな晴天に恵まれて、楽しい一日を過ごすことができた。
子どもたちはみんな遠足大好き。朝から嬉しそうだし、バスを降りながら「楽しかった~!!」ととっても満足したもよう。 ところで、私自身は、子どもの頃、遠足が楽しかったことがない。 と言うと、よっぽどひねくれた子どもだったのか?!と思われるかもしれないけど、理由はただひとつ。 「バスに酔うから」 小さい頃から、10分も車に乗れば酔い、ゲーゲー言って大騒ぎ。小学校に入ってバスで遠足に行こうものなら、乗って5分もすると気分が悪くなる。いつも真っ青な顔してビニール袋を手に窓にもたれていた。バスを降りてからもしばらく気分は悪いままで立ち直れない。 友達は心配してくれたり、介抱してくれたりするんだけど、それがありがたいと思えるほどまともな体調ではなく、死んだ方がマシな気分。 もちろん、そんな自分が嫌で嫌で、ありとあらゆる方法は試してみた。酔い止め薬はもちろん、三半規管を鍛えるためマット運動やってみたり、バスの中の席も配慮してもらったし、知りうる限りの手は尽くしたけど、全く効果なし(TT)。 「気にしすぎるからいけない」とか「おしゃべりしてればそんなこと忘れる」とか精神論もあるけど、気の持ちようでどうにかなったためしもなく、毎回毎回フラフラになるほど酔う。 修学旅行なんて最悪。高校の時は3日間だったかな?ずっとバスであちこち回るんだけど、そんなに一日中バスに乗っていると、もはや降りても酔ったままで、三日三晩フラフラなまま。ご飯ものどに通らず、気分が悪くて吐こうと思っても、胃の中からっぽ。結局3日間飲まず食わずで、死人のように真っ青。帰ったときには激ヤセしていた。 この頃は受験勉強するからといって修学旅行に行かない生徒もいるらしいけど、私も無理して行かなきゃよかったと今でも心の底から思う。 そんな私でも、高校を卒業して車の免許を取ったのがよかったのか、ひどい状態は脱して、平気なふりができるまでになった(^^;) 就職してからは遠足バスの中で立ってバスガイドまでこなせるし、なんだかんだと子どもたちの世話をして動き回ってもとりあえず平気だ。 でも実はやっぱり酔っていて(^^;)、下を向いて何かしたり文字を読んだりするとてきめんに気分悪くなるので、そんな行動は極力避けてだましだまし乗っている。 家族でドライブしているとき、夫が「ちょっと地図を見て」と言っても絶対に見ないし、下に落ちたものも拾わない。生涯で一度も車に酔ったことがないという夫にはとうてい理解されず、ワガママ扱いされているけど(^^;) 家族で遊園地に行っても、私が乗るのは観覧車だけ。くるくる回るようなものは必ず酔うからだ。子どもにせがまれてついコーヒーカップに乗ってしまったときは、苦しくなって途中で飛び降りたくなった(^^;) まあ、ふだん病気ひとつせず、健康診断の数値いつもオールAな私としては、具合が悪い人の気持ちもわかるように、ということで天が与えた試練なのかも…な~んて、解釈をしておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.10 07:30:32
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