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テーマ:中学生ママの日記(17681)
カテゴリ:3児の母
娘は中学生になったばかり。
小学校は1学年1クラスの、小さな平和な学校だったが、中学校はなかなかキビシイ状況だ。困難校というわけではなく普通の中学校だけど、時々荒れているというウワサを聞く。 4月にさっそく、雨の日にかさを取られたらしいと言って帰ってきた。 人にものを盗まれるなんていう経験は今までないので、びっくりして信じられないといった表情の娘。 「まあ、中学校になるとそういうこともあるだろうね~。」というと驚いていた。 毎日めずらしいものをたくさん目撃?するらしい(^^;) 「すっごい金髪の人がいるんだよ~。金髪っていうか、黄色。あんなの初めて見た。あと、めちゃくちゃスカートが短い女の子とか。それにね、早退してるらしい。まだお昼なのに、カバン持って門から出て行ったよ。」 「中学校ってさ、授業中にすごいおしゃべりするんよ。小学校の時は、先生が話してるときにおしゃべりする人いなかったのに、今は、先生の言ってることなんか関係ないって感じ。」 そういうことがすごく新鮮らしくて、おもしろそうに教えてくれる。 先生も大変だなあ(^^;) 生徒指導に追われちゃうだろうなあ。 でも、私はそういうことにあまり驚かないしあまり心配もしない。 私が中学校時代は、それよりもっと荒れた中学校に通っていたからだ。(^^;) 市内でも有名な「悪い」学校で、他の中学校と乱闘事件は起こすわ、いつもクラスで数人は家出しているわ、廊下も階段もタバコの吸い殻だらけ。授業中も一番前の席で花札をやっている生徒がいたくらいだ。 置き勉どころか、教科書だろうが体操服だろうが習字道具だろうが、教室に置いて帰ったら必ず次の日には盗まれているので、どんなに重くてもすべての持ち物を毎日家に持ち帰っていた。 そんな学校だったけど、私はその中学校が大好きだった。家にいるより学校にいる方が楽しかった。部活も楽しかったし、いろんな事件が起こる学校が楽しかった(^^;) 日々「不良」たちと渡り合って先生は大変だったはずだけど、体を張って授業をしていた。生徒も正直なもので、ナメられる先生と毅然としている先生とでは、授業態度も違う。正直な評価の世界だったと思う。 今思えば、先生たちはノイローゼで倒れても無理ないかもしれないのに、どの先生も気迫があふれていて、大好きだったなあ~。 それに、「不良」と呼ばれる人たちは集団になるとちょっと怖いけど、一対一で話すと、おもしろかったり無邪気だったりして、「人間、外見で判断しちゃいけないのね」ということも学んだし。 だから、少々中学校が荒れていても、「それで先生や友達から学ぶことも多いだろう」と思って、「へ~っ、それで、それで?へ~っ」と興味深くお話を聞かせてもらい、別に心配はしていないのだった。(無責任かなあ??) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.19 07:45:37
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